【中嶋亜美さんインタビュー】 自分が面白いと思う方向に進めばいい

【中嶋亜美さんインタビュー】 自分が面白いと思う方向に進めばいい

【第1回 興味のままに何でもやってみる】

【中嶋亜美さんインタビュー】

2018年に20代で中小企業診断士として登録し,企業内診断士として活躍する中嶋亜美さん。中小企業診断士になって希望通り異動できましたが,中嶋さんはさらなるキャリアアップのため転職されました。第1回は,中嶋さんが副業にどのように取り組んでいるか,考え方を伺いました。

興味の幅の広さが活動の源

――企業内診断士でありながら,副業も活発にされていますね。

土日を中心に「診る」「書く」「話す」それぞれの軸で活動しています。「診る」では,「取材の学校」第8期の事務局と,コーチングをしています。「書く」では,中小企業診断協会の「企業診断ニュース」や中小企業庁の「ミラサポ」などの記事執筆や,同友館の「企業診断」で連載記事「ふぞろい流合格ゼミ」などを担当しています。「話す」はセミナーの講師ですね。

――「取材の学校」の事務局が「診る」仕事とはどういうことですか?

私は会社で営業職の経験がなく,しかもB2B(Business to Business)の業界にいます。「取材の学校」事務局は,受講生をどうやって募集するか,どのように受講生と接するかなど,B2C(Business to Customer)のマーケティングを学べる機会と捉えています。経験のないことなので,副業の中では今一番気持ちを傾けています。

――活動が多岐にわたっています。そのバイタリティの源は何ですか。

興味の幅広さと,断れない性格でしょうか。色々なことに興味があるので,仕事の機会があれば基本的に選ばず引き受けてきました。副業は将来のための仕込みと考えています。そもそも自分ではバイタリティが必要だと思っていません。仕事が好きなんです。

コーチングで人を応援できる

――コーチングをされるようになったきっかけは?

私自身がコーチングを受けてとても刺激を受けたからです。養成スクールに通ってプロコーチ認定を目指しているところです。名刺の裏に書いてコーチングの体験セッションを宣伝していて,人から依頼があれば引き受けています。

身近な人を応援するのが好きなのでコーチングをしています。キャリアに悩まれているビジネスマンの方からの依頼が多いですが,どんな方でも構いません。

――どのようにコーチングするのですか?

例えば上司との距離感,クライアントとの関係など,ご自分と相手の距離感や向き合い方を,椅子を使って表現してもらいます。そうして現状を把握し,未来はどうあって欲しいかを考えてもらいます。気づきを得て壁を突破できた方を見ると嬉しいです。

武本 大作

武本 大作 取材の匠メンバー,中小企業診断士

電機メーカーの研究開発部門から外資系IT企業に転職。法人向けのITコンサルティング,開発技術啓蒙のため得意先への出向,技術営業,パートナー営業,製造業の営業企画とマーケティングなど,16年の間に様々なロールを経験。2017年に医療機器メーカーに転職し,生産現場でのIT活用を追求している。2019年中小企業診断士登録。

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