【中田紀夫さんインタビュー】 グローバルな視野と成長の視点で、丁寧かつ親身な診断・助言に徹する

【中田紀夫さんインタビュー】 グローバルな視野と成長の視点で、丁寧かつ親身な診断・助言に徹する

【第1回 会社員とは違う世界】

【中田紀夫さんインタビュー】

8年間の受験生活の末、2019年度の試験に合格し、2020年5月に中小企業診断士として登録された中田さん。現在は企業内診断士として活躍しつつ、受験生支援活動も精力的に行っていらっしゃいます。

第1回は、診断士登録した現在の状況と、中小企業診断士を目指したきっかけを伺いました。

念願だった合格を掴み取る

――単刀直入にお伺いします。今の生活は楽しいですか。

やはり楽しいです。試験に合格して実務補習を修了し、診断士の登録証が届き官報にも名前が載りました。このように、少しずつ形として現れてくるのはやっぱり嬉しいですね。期待と不安が交錯していますが、受験生時代ではありえない生活を送っており、今はとても楽しいです。

――中小企業診断士に合格したことによる変化を教えて下さい。

今まで勉強をしていた時間の一部を使い、受験生支援活動を行っています。具体的には受験校のブログ執筆と、2次筆記試験の添削講師です。文章を書くことや添削することは嫌いではないのですが、自己満足で終わらせず、合格者を1人でも多く出すことを心がけて活動しています。

また、2次試験の合格直後から診断士関係の交流が激増しました。受験校の祝賀会では先輩や同期と、実務補習では一緒に受講したメンバーや指導員の先生方と、研修を受講すれば一緒に受講したメンバーと交流が始まりました。今では、会社員生活とは全く違う世界が広がっています。

充実していた実務補習

――実務補習の感想を教えて下さい。

とても充実していました。私が受講した15日間コースでは、約1ヶ月半の期間で3社の診断・助言を行います。その期間は毎日、夜遅くまで作業を行いました。また、土日を含めて週に5日はメンバー全員が集合して作業しますので、約1ヶ月半ほぼ休み無しでしたね。

実務補習では、実際に診断・助言の業務を行います。経営にお困りの社長にお会いして、とても短い時間のヒアリングでレポートを作る必要があります。お金を払って受講する実務補習とはいえ、プロとしてある程度の品質が求められます。産みの苦しみと言いますか、すごい世界に自分は入ってきたのだな、と感じました。

――実務補習のメンバーとは、今後どのような関係になると思いますか。

新型コロナウィルスの情勢があり、懇親会が延期になっていますが、連絡は取り合っています。願わくは生涯の付き合いにしたいと思います。

中小企業診断士を夢見る

――中小企業診断士を目指したきっかけを教えて下さい。

以前、部品や機械設備の調達部門に在籍しており、様々な部品メーカーさんや、設備のメーカーさんの経営者と会う機会がありました。経営者ならではの悩みを聞いているうちに、経営者と対等に話をするには、法律や会計、経済学など、技術系の自分に足りない知識があることに気づきました。そんな時に中小企業診断士という資格を知り、勉強を開始しました。

もう1つは、日本とアジアの架け橋になりたいという思いです。プライベートでアジアに一人旅に出るようになり、その経験からアジアが好きになりました。自分の製造業での経験を活かし、国際化支援や現地企業の支援を通じて、大好きなアジアに貢献したいと考えたからです。

――当初は何年間で合格する計画でしたか。

3年です。私の勤務している企業では、55歳で役職定年になります。50歳までに合格し、その後の5年間で準備をして、役職定年と同時に独立する計画でした。しかし、結局8年もかかってしまい、当初の計画通りには行きませんでした。

赤城 正孝

赤城 正孝 取材の匠メンバー、中小企業診断士

独立診断士。製造業や医業に向け、ITの知識を活かした業務改善支援を中心に活動中。1980年福島県生まれ。茨城大学理学部卒業。受託開発ソフトウェア企業に勤務し、システムエンジニアとして自治体や通信業向けのシステム開発に従事。製造業へ転職し、社内システムの運用・保守を経験後、生産管理部門へ異動。生産・外注管理業務を担当した後、管理職として生産管理システムを刷新。2020年5月中小企業診断士登録。

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