【中田紀夫さんインタビュー】 グローバルな視野と成長の視点で、丁寧かつ親身な診断・助言に徹する

【中田紀夫さんインタビュー】 グローバルな視野と成長の視点で、丁寧かつ親身な診断・助言に徹する

【第3回 絶対に諦めるな】
過去の記事:第1回第2回

【中田紀夫さんインタビュー】

合格まで8年の受験生活を経験した中田さん。第3回では、合格時の気持ちと、今後のビジョンについてお聞きしました。

念願だった合格を掴み取る

――2次筆記試験の合格発表はどこで見ましたか。

出張先の大阪で確認しました。iPadで確認したのですが、少しずつ下にスクロールして行き、自分の番号が近づくにつれ心臓がバクバクしていきました。もしかしたら合格しているかも、という期待感はありましたが、実際に番号を見つけたときはもう、本当に嬉しかったですね…。周囲に人がいたので、表情に出さないようにするのが大変でした。

――奥様にはどのように伝えましたか。

妻にはメールで合格を伝えました。受験番号は暗記していたのですが、念のため受験票で確認するよう依頼しました。そのときに「じゃぁ、もしかして」って言われて、「うん」という感じです。

――奥様の反応を教えて下さい。

「おめでとう、素晴らしい、やったね。」と素直に喜んでくれましたね。「実は、いつまで勉強するつもりなのだろう、と思っていた。」と言われましたが、受験生時代にその言葉を言わず見守ってくれた妻には、とても感謝しています。

――8年間の受験生生活で何を得ましたか。

どこにでも行けるパスポート、中小企業診断士の資格です。診断士の先輩方が幅広く活躍している話を、様々な方から伺い実感しました。診断士は独占業務がないゆえに無限の可能性があります。活かせるかどうかは自分次第ですが、どこにでも行けるパスポートを得ることができました。

3本の柱

――今後はどのような活動を行いますか。

直近では、コロナの影響で収入が激減した中小企業や個人事業主に対して支援したいと考えていますが、中長期では3本の柱を軸に活動していくつもりです。

1つ目の柱は後進の育成、受験生支援です。すでに添削講師を行っていますが、まずは一年間継続してみて、来年以降も添削講師を継続するのか、それとも別の受験生支援活動を行うのかを決めるつもりです。

2つ目の柱は障害者起業・雇用支援です。子供に聴覚障害があり、福祉関係者と交流する中で関心が高まりました。聴覚障害者の方がオーナーの飲食店も実在していますし、そのような方々に貢献したいと考えています。

3つ目の柱は国際化支援です。日本企業の海外進出や、現地企業の支援以外に、外国人研修生の受け入れ支援にも興味があります。現在でも積極的に外国人研修生を受け入れている会社がありますが、そういった会社ならではの夢や悩みがあります。円滑なグローバル化を推進するため、そのような会社の経営支援を行っていきます。

――受験時代に掲げていた理念と合致しますね。

そのとおりです。今後も「グローバルな視野と成長の視点で、丁寧かつ親身な診断・助言に徹し、未来を描く創業・経営革新 支援を展開する」をモットーに活動していきます。

夢を諦めるな

――受験生に励ましの言葉をお願いします。

絶対に諦めるな、ということですね。一言で言うとそういうことです。夢を諦めるな。諦められる夢は大した夢じゃありません。元プロテニス選手である松岡修造さんの言葉ですが、100回叩いて開かないドアでも101回目で開くかもしれない。途中で諦めたら絶対に開きません。

私は途中で諦めてしまった人をたくさん見てきました。ですが、私でも合格できたのです。中小企業診断士試験は誰でも合格できる試験です。だから諦めず合格するまでチャレンジしてほしい。あなたの夢はきっと叶います。

赤城 正孝

赤城 正孝 取材の匠メンバー、中小企業診断士

独立診断士。製造業や医業に向け、ITの知識を活かした業務改善支援を中心に活動中。1980年福島県生まれ。茨城大学理学部卒業。受託開発ソフトウェア企業に勤務し、システムエンジニアとして自治体や通信業向けのシステム開発に従事。製造業へ転職し、社内システムの運用・保守を経験後、生産管理部門へ異動。生産・外注管理業務を担当した後、管理職として生産管理システムを刷新。2020年5月中小企業診断士登録。

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