【遠藤純一さんインタビュー】 診断士として活躍するために養成課程へ

【遠藤純一さんインタビュー】 診断士として活躍するために養成課程へ

【第3回 養成課程で得たものとこれから】
過去の記事:第1回第2回

【遠藤純一さんインタビュー】

2019年3月に中小企業診断士の養成課程を修了し、同年5月に診断士登録。現在は、IT系企業で企業内診断士として活躍する一方、武術家でもある遠藤さん。養成課程での学びやこれからの抱負について伺いました。

続:実習での奮闘

――製造業・飲食業・小売業と実習を経験して業界による違いはありましたか?

それぞれの業界で特徴がありました。なかでも自分の肌に合ったのは製造業です。改善すると、効果が定量的に出て分かりやすいところが好きでした。一方、飲食業は分かりにくかったです。店の清掃の徹底、お客様の知名度や商圏分析などの調査を行いました。提案の効果を定量的に表しにくい分、イメージが付きにくかったです。

――実習での診断先への提案内容ではどのような点に留意しましたか?

診断先への提案は、先生からの助言もあり、明日からでも出来ること、社長がやってみようと思えることを提案するように心掛けていました。この点は、これから先の診断実務でも意識しなければならない重要なことです。

養成課程で得た宝物

――あらためて、養成課程で得たものを教えてください。

仕事との両立は大変でしたが、1年間の学びで、実習やグループワーク、飲み会を通じて素敵な仲間と出会い、強い絆を育むことが出来ました。また、ご指導いただいた先生とも付き合いが続いています。養成課程は、診断士として必要な知識、実習を通じた実務経験を得られるとともに、人とのつながりというかけがえのない人生の宝物を手に入れることが出来ました。

診断士を目指すみなさまへ

――診断士資格の取得に二次試験を受験するか、養成課程に進学するか迷っている方にアドバイスをください。

出席率、費用が試験受験より高くなるなどの制約はあります。しかし、お金と時間に余裕があるのなら養成課程進学は一つの選択肢だと思います。

理由は、①現場の最前線で活躍されている先生から、診断士として必要な知識を学べる、②試験受験と比較して実習をみっちりやれる、という2点があります。周囲の協力が得られ、仕事との両立など大変なことはあるけど頑張ろう、と思えるのであれば養成課程を選択する価値は十分あります。

これからの抱負

――診断士としてのこれからの抱負を教えてください。

まず独立を視野に入れていきたいと思っています。我々サラリーマンは55歳くらいで役職定年になります。そこが一つのターニングポイントであると思います。そのくらいをめどに独立できるように副業などを通じ、コネクションを築いていきたいと考えています。

ジャンルは、すぐに出来そうなのはIT系ですが、製造業もやってみたい、と思っています。

現在、VE研究会という研究会に行っています。研究会での学びを活かし、製造業系の分野で何かできないかな、と思っています。

また、縁あって、2019年にキャリアコンサルタントの資格をとりました。資格を活かして人事・組織系などの仕事もうまくミックスしていきたいと思っています。

診断士資格取得で得た出会い

――最後に、中小企業診断士の資格を取って良かったと思いますか?

良かったです。理由は、会社勤めをしているだけでは絶対に出会えない人と出会えることです。診断士の研究会や中央支部で活動するといろいろな先生がいらっしゃいます。例えば、とある人気プロ講師にも出会えました。この方は、すごいパワーの持ち主です。この方のセミナーでは、目から鱗が落ちるような学びをたくさん得られます。診断士の中でも活躍されている方です。このような方々に会うことが自分にとってすごい刺激になっています。

大久保 孝明

大久保 孝明 取材の匠メンバー 中小企業診断士(登録予定)

1971年生まれ。千葉県出身。大学卒業後、製造業で、工場原価、内部統制構築、資材購買、生産管理に従事。現在は、関連会社で経理を担う。2020年度の診断士登録を目指し、実務経験を積んでいる。

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