【安田雅哉さんインタビュー】 海外赴任を続けながら合格できた秘訣とは

【安田雅哉さんインタビュー】 海外赴任を続けながら合格できた秘訣とは

【第1回 中小企業診断士(以下「診断士」)を目指したきっかけ】

【安田雅哉さんインタビュー】

勉強時間の確保、モチベーション維持、そして2次試験。受験生を悩ませるこれらとどう向き合えばいいのか。2年にわたる海外赴任を継続しながら見事合格を勝ち取ったノウハウをたっぷり教えていただきました。今回は、そんな安田さんが診断士を目指したきっかけをうかがいました。

海外駐在のお仕事とプライベート

――今のお仕事の内容を教えてください。

総合商社に勤務しています。2020年に診断士登録しましたが、その2年ほど前から、ある日本のメーカーと勤務先が東南アジアに設立した合弁企業に駐在しています。本業のものづくりはメーカーが主体ですが、人事・総務、財務などのコーポレート業務を担当しています。

――お仕事のやりがいはどんなところですか。

守備範囲が広いため、会社全体が見渡せるところだと思います。診断士らしく表現すると、「職務拡大」という感じです。社長はメーカーから来られている方ですが、その右腕のような形で経営にかかわるお仕事ができています。

――昨年まで受験勉強に充てていた時間を、今年はどのように使っていますか?

わりと忙しくすごしています。診断士になって1年目なので、診断士協会の行事や、研究会・マスターコースに参加しています。コロナ禍で大変な状況ではありますが、Zoomなどオンラインが主体になっているので、海外からも参加できているのがありがたいですね。資格更新のための理論政策研修もZoomで受講しました。他には、受験生支援活動をオンラインでやったり、参考書などの執筆を手伝ったりしています。

――趣味は何ですか。

こちらに来てゴルフを始めました。週末はゴルフが中心ですね。最近までは料理に凝ったりもしていました。でもいまは診断士の活動が楽しく、こちらのほうが趣味のようになっていますね。

診断士を目指したきっかけ

――診断士を目指したきっかけを教えてください。

何といっても現状に対する危機感です。最初に危機感を持ったのは43歳の時でした。会社の中でたとえ大きなことを成し遂げたとしても、いずれ定年になります。定年になり会社から離れたら、「あなたは何者ですか」と訊かれても、私が何者かを証明してくれる手立ては無くなると思ったのです。たとえどんな会社でどんな役職に就いていたとしても、定年すれば過去の話になると考えたのです。それを機に、自分の力を証明するものが絶対に必要だと考えるようになったのです。ちょうどその時に、知り合いが診断士を取得していたことから、この資格を知りました。いろいろと考えるうちに、会社でのキャリアを終えても、診断士資格も生かしながら人々の役に立つ仕事をすることが、自分がやりたいことなのだと思うようになりました。

勉強時間を確保するコツ

――勉強時間をどうやって確保していたのですか。

受験を始めたのは2016年、当時は東京に勤務していました。自宅ではなかなか勉強できないため、カフェを活用しました。出勤前は会社の隣にあるカフェで1時間、帰りは家の近くのカフェで2時間ほど勉強して帰宅する毎日でした。こうして平日は何とか最大3時間ほど確保するという感じでした。

――勉強を継続するコツがあれば教えてください。

私の場合、1次試験の時は、自宅から会社まで乗り換え無しで通勤できたため、その環境を活用しました。仕事後は疲れて眠くなるので、電車に乗っている間は寝るようにしていました。一寝入りした後は勉強がはかどりました。そうやって自分なりに勉強のリズムを作りました。

山浦 直晃

山浦 直晃 取材の匠メンバー、中小企業診断士

神奈川県在住。都内信用組合の営業職を経て、情報システム会社へ転職。約15年間にわたりERPシステムの導入コンサルタントに従事した後、現在は経営企画業務を担当。2019年度に診断士登録し、東京都診断士協会中央支部に所属。趣味は読書・愛猫と戯れること。診断士活動と休日の過ごし方について摸索中。

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