【岡本崇志さんインタビュー】 「道は開ける。」映像制作と中小企業診断士、2つの道

【岡本崇志さんインタビュー】 「道は開ける。」映像制作と中小企業診断士、2つの道

【第1回 映像制作への思いと診断士試験受験のきっかけ】

【岡本崇志さんインタビュー】

岡本崇志さんは、長く映像制作のお仕事をしてこられました。今まで勤めておられた会社を退職される時期に、中小企業診断士の資格を取得されました。映像制作と中小企業診断士にかける思いを、1次・2次試験ともに1回で合格された受験勉強の方法とともに伺いました。

映像制作への思いと中小企業診断士を目指したきっかけ

――これまでのお仕事についてお伺いします。

大学で映像を学んだのち、長年映像制作の仕事をしてきました。アニメ、CMのCGやプラネタリウムの映像に携わりました。その後取引先に誘われ、3年ほど都内の映像制作(CG)プロダクションに勤めて、今年2020年5月に退職しました。

――診断士の資格を取られたきっかけはどのようなことだったのでしょうか。

もともと映像制作の会社を作りたいと考えていたのですが、なかなか踏み切れませんでした。取引先に誘われたことを機に会社がどう運営されているか知りたくて、CGプロダクションに入社しました。そこで会社経営をさらに学ぶため、中小企業診断士の資格を学び始めました。

診断士の試験を受けようと考えたのは2018年の6月です。ところがその時点ですでに1次試験の締切りが過ぎていましたので、翌2019年の1次試験を目指して勉強を始めました。

1次試験の具体的な勉強方法について

――1次試験の勉強方法はどのようなものだったのでしょうか。

当時は連日遅くまで仕事をしていましたので、通学するという選択肢はありませんでした。独学でできる方法を探して、市販のテキストで知識をインプットし、オンライン動画講座で理解を深める勉強法をとりました。受験校の参考書や「まとめシート」(中小企業診断士1次試験一発合格まとめシート、野網美帆子著)を活用しました。

――お仕事をしながら、どのように時間配分をしておられましたか。

平日は片道通勤時間45分でテキストを読み込んでいました。財務・会計とか、経済学・経済政策とか、計算があって書く必要があるものは土日に勉強するという形でした。

2019年に、杉並区が提供している小学校の空き教室を利用した自習室に行くようになってから、集中して勉強できるようになりました。周りで大学や高校の受験勉強をしている人が多いので、そこに交じって勉強するというのはとても楽しく効果がありました。自習室が開く時間が午前9時で、午後8時に閉まるのですが、休日はその時間に合わせて生活をすることができ、それでペースを作れました。自習室に籠るような感じで、1日中勉強漬けでした。

――1次試験の勉強で苦労されたことはありますか。

1次試験まで1年以上の時間がありましたので、2018年の年末までにすべてのテキストを1周したいと思っていました。ところが、2018年9月から翌年1月まで、プロジェクトのリーダーとしてチームをまとめていかなければならなくなり、仕事上大変忙しい立場になり、暫く勉強が中断してしまいました

実は、2018年のスタートの頃から、「スタディプラス」というアプリを使って毎日何時間勉強したか記録していました。そのため、1番忙しい時期でも勉強時間を管理出来て、勉強から完全に離れることなく過ごすことができました。結果として1次試験の勉強時間は、850時間でした。

――1次試験を1回で合格された理由は何だったとお考えですか。

とにかく受験勉強してきたことを1次試験の場で出し切ろうと思って、最後の1分まで見直しを繰り返して、1問でも多く正解が増えるように、2019年の科目合格が1教科でも多くなるようにと考えていました。最後まであきらめなかったことが良い結果につながったのだと思います。

岡 洋一

岡 洋一 取材の匠メンバー、中小企業診断士

福岡県出身、東京都在住。大学卒業後、重工メーカーに入社。人事・労務・総務などの管理部門に従事。のち中小企業で代表取締役。2019年中小企業診断士試験に合格。2020年5月登録、独立診断士として活動中。東京都診断士協会城南支部所属。

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