【岡本崇志さんインタビュー】 「道は開ける。」映像制作と中小企業診断士、2つの道

【岡本崇志さんインタビュー】 「道は開ける。」映像制作と中小企業診断士、2つの道

【第2回 合格の秘訣は、最後の最後まで力を出し切ること】
過去の記事:第1回

【岡本崇志さんインタビュー】

1次試験や2次試験を1回で合格された岡本崇志さん。第2回は2次試験の取り組みを中心にお聞きします。2カ月半の勉強で、合格を手にされた秘訣を伺いました。

2次試験の取り組みについて

――2次試験の取り組みは、1次試験とどういう違いがありましたか。

1次試験に集中していましたので、2次試験の勉強は一切していませんでした。1次試験が終わって自己採点をしてみたら合格しているということが分かっても、半信半疑でした。2次試験は2か月半後ですが、それを受ける力を最低限はつけなければいけないと考えました。

その時点では、2019年の2次試験は腕試しのつもりで、どこまでできたかを確認し、2020年に合格する目標を立てました。それを妻に話したら、「ここまできたら、欲張ってみたら。」とストレート合格を狙ってみるよう勧めてくれました。

そこでやれる限りのことはやろうと思って、独自の教材があり、なおかつ添削があるところに絞って、通信講座の受験予備校2校を選んで申し込みました。

――過去問についてはどのように取り組んでおられましたか。

過去問に関しては、勉強し始めの8月中は時間制限を設けず、3~4時間かけて解答用紙を埋めてみて、それを模範解答と見比べるという勉強をしていました。

9月に入ってからは特に復習に時間をかけました。これがよかったと思います。当初2次試験の勉強法を調べていた時に、解いた事例数が少ない勉強法で、事例毎の復習にかなりの時間をかけた受験生のことが書かれていました。

2次試験で解いた過去問は受験予備校2校分のオリジナル事例の24事例と、過去問5年分の20事例を合わせて44事例になります。2次試験の勉強時間は、350時間でした。

――2次試験の当日、何かエピソードはありましたか。

2次試験の会場は葛飾区金町の東京理科大学葛飾キャンパスでした。自宅からあまりに遠いので、会場近くのホテルを取った方がいいか悩んで、妻に相談したら、「試験直前の環境は変えない方がいい。」とアドバイスされました。環境を変えて合わなかったら、確かに大きなリスクです。

2次試験1回目の受験で合格した理由

――2次試験も1回で合格しておられますが、その最大の理由は何だと思われますか。

結果が出てから思うのは、1次試験と同じ姿勢で、最後まで1点も取り逃がさないというつもりで受けたということが大きかったと思います。

2次試験の受験勉強をしている中では、事例Ⅱが一番好きでした。2019年の本試験の事例Ⅱを読んで、2人しかいないあまりに小規模な会社で、しかもネイルサロンという馴染みのない業界でしたので、これは面白いと思いました。ところが事例に入れ込み過ぎて、自分なりにどのような解答が書けるか迷っているうちに時間が足りなくなってしまいました。

また、解答の中に書くべき要素が抜けていたことに終盤で気づいて、解答欄を1問丸ごと消して、必要な解答要素を埋め直した、ということでかなりバタバタと終わって、事例Ⅱで失敗したなという感覚がありました。

今年はだめだろうと思いましたが、逆にそれで余計に来年に繋げようという気持ちになりました。事例Ⅱが失敗したからといって、事例Ⅲ・事例Ⅳで気を抜くと、自分の最高の実力が出た状態で何点取れたかわからなくなります。事例Ⅲは素直な解答を心がけ、事例Ⅳもできるだけミスなく手堅く取り組みました。後日得点開示をしたところ、事例Ⅱは自分で思っているほど点数は低くなく、事例Ⅲの点数が意外に高くて、驚きでした。

岡 洋一

岡 洋一 取材の匠メンバー、中小企業診断士

福岡県出身、東京都在住。大学卒業後、重工メーカーに入社。人事・労務・総務などの管理部門に従事。のち中小企業で代表取締役。2019年中小企業診断士試験に合格。2020年5月登録、独立診断士として活動中。東京都診断士協会城南支部所属。

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