【酒井達也さんインタビュー】 短期集中でストレート合格を勝ち取る!~独学で挑んだ中小企業診断士試験

【酒井達也さんインタビュー】 短期集中でストレート合格を勝ち取る!~独学で挑んだ中小企業診断士試験

【第3回 合格後の活動】
過去の記事:第1回第2回

酒井達也さんインタビュー】

2019年に独学で中小企業診断士試験にストレート合格された酒井達也さん。最終回の第3回は、受験勉強を振り返ってのお話と、合格後の活動についてお聞きしました。

避難所で勉強、平常心を保つ

――受験を振り返って、印象に残っていることはありますか?

2次試験の1週間前に台風19号が上陸して、私が住んでいるエリアでも避難指示が出されました。急いで、試験勉強道具と受験票、食料、最低限の着替え、貴重品をキャリーバッグに詰め込んで避難所へ行きました。周りは殺気立っていて、家族と連絡が取れる、取れない、とか言っている状況でしたが、その横で、私はキャリーバッグを机代わりにして電卓を叩いて、事例Ⅳの勉強をしていました。

――それは究極の平常心ですね!

その状況を乗り越えたので、試験当日は何があっても平常心でいられたのかもしれません。試験会場では、「今年は簡単だったんじゃない」とか、「今年の試験委員は傾向が変わったね」とか話している人もいましたが、過去問の研究熱心な人はそんなことが分かるんだ、ぐらいの感じで動揺せず聞き流していました。

――そのほか、受験生の皆様にアドバイスをいただけますか?

まずは、自分のペースを信じて、あきらめずに、やるべきことをやり切ったと確信できたら合格につながると思います。あとは、2次試験で行き詰って悩んでいる人は、まずは事例に対し先入観なしで向き合うことをおすすめします。

試験で問われていることは、現場にも通じる

――合格後の活動を教えてください。

「取材の学校」に参加しました。今の仕事が「外に行って、質問して、それを聞き取り、文章にする」、という流れなので、取材や執筆について勉強することは、本業と親和性が高く有意義でした。

あとは、口述試験対策で、初めて受験生支援団体のタキプロに行って、それからタキプロの活動に参加するようになりました。合格した立場から問題文を読むとどう見えるのか、個人的に興味もありました。ストレートに合格したからこそ、もう1回問題を読み直したら、他にもいろんな見方が出てくるんじゃないか、と思って参加しています。

――再び試験問題に向き合ってみて、新たな気付きはありましたか?

やはり、因果関係が大事なんだな、というのを再認識しました。

また、試験で問われていることは、実際の企業現場ともつながりがあると感じています。ある実務従事プロジェクトに参加し、対象企業への提案レポートをチームで作成したのですが、メンバーから、「そこの記述、因果関係ないよね」とか言われて、こういう分析で、受験勉強で培った考え方を活かすんだ、と気付かされました。

中小企業診断士資格を業務に活かしたい

――これから中小企業診断士として、どのような活動をしていこうと考えていますか?

まだ若くてしかるべき役職とかにもついておらず、もう少し社会人の経験を積むべきだろうと考えているので、いわゆる企業内診断士としてやっていきます。例えば、業務改善の話とかに中小企業診断士のフレームワークは使いやすいので、そういったところで活かせればいいのかな、と考えています。最近、国家公務員の業界では、若手中心のプロジェクトなどで色々な提言書が作成されているのですが、そういったものに、もし機会があれば参加していきたいと思っています。

2020年8月に中小企業診断士として登録しました。中小企業診断協会にも入って、活動していく中で面白そうなことが見つかればいいな、と思っています。

左近 潮二

左近 潮二 取材の匠メンバー、中小企業診断士

和歌山県紀の川市出身。大学卒業後、化学メーカーに入社し営業を経験した後、国内ビジネススクールに企業派遣生として2年間留学。復職後は樹脂製品の事業企画業務に長年従事。2020年中小企業診断士登録。東京都中小企業診断士協会・城西支部所属。業種、職種を問わず、企業の胸アツな活動事例を見聞きするのが大好きで、分析力より共感力を磨いていきたいと考えている。趣味はピアノ、料理、旅行。

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