【小林雅彦さんインタビュー】 手に入れたのは「自分がやり残したことができる可能性」

【小林雅彦さんインタビュー】 手に入れたのは「自分がやり残したことができる可能性」

【第3回 風に吹かれるままにチャレンジ】
過去の記事:第1回第2回

【小林雅彦さんインタビュー】

小林さんは、粘り強く受験を続け、2019年に中小企業診断士試験に合格し、2020年5月に登録しました。第3回は、中小企業診断士になった現在の思いについてうかがいました。

面白いと思ったことを楽しんで

――中小企業診断士試験に合格してから、自分の中で変わったと感じたことは何ですか?

中小企業診断士試験に合格したら、世界が全く180度変わるよって言われていましたけど、これまでの何十年の会社生活ではありえないようなことが、今どんどん起こっているように感じます。

大きな会社にいたこともあって、中小企業の皆さんとお話しすることすらなかったです。

また、人脈についても、Facebookの友達の数がどんどん増えていっているなと感じます。

そして、一番は、いろんなことを自分で決められることです。中小企業診断士って独占業務がないからこそ、何でもできるわけです。中小企業診断士っていう資格を取ったからこそ開けた道を自分から狭めないで、最大限受容して、風に吹かれるままにどんどんやってみたいと思います。そういう生き方を心の中では求めていたというのがあって、すごく楽しみです。

――今後、中小企業診断士としてどのように活動していきたいですか?

やってみたいなってなんとなく思っているのはマーケティングです。消費者を相手にするマーケティングは、若い頃から好きでした。例えば、飲食店、小売店、店舗系のビジネスなどマーケティングのお手伝いとかをやってみたいです。

ただ、それだけにとらわれずに、来た仕事や、関わった人からいただく案件は1つの縁だと思ってやってみることで、それが当初やろうと思った方向ではないとしても、自分が面白いかなって思うのならやっていきたいと思います。

中小企業診断士は「可能性のかたまり」

――小林さんにとって、中小企業診断士とは何でしょうか?

可能性のかたまりだと思います。

中小企業診断士は、司法書士や弁護士などの資格と違って独占業務がないです。そこから何をやっていくかで決まっていくのだと思うのですが、中小企業診断士の資格を持ってないとチャレンジできないことって多いなって思いました。何でもできるんですけど、誰でもできるわけではないわけです。

中小企業診断士試験の合格はスタートラインです。スタートラインにすら立てない人もいるので、立てるだけでもすごく幸せだなって思います。あとは、風の吹くままに、道があるところにどんどん走っていきたいです。

――受験生にメッセージをお願いします。

中小企業診断士は、AIに一番代替されない資格だと言われています。人とのつながりの中で付加価値を生み出していって、新しいものを見出して展開したり、コーディネートしたりと、何でもできる無限の可能性がある資格だと思います。

私は、そんなことを考えずに試験勉強を始めましたけど、もし皆さん目指しているとすれば、すごくいいところに目を付けたような気がしますし、これからの時代、すごく生きてくる資格なんじゃないかなって思います。もちろん、合格するのは簡単じゃないと思いますけど、それだけ頑張る価値のある資格だと思います。

大変な思いをしてそこから逃げなかった人にだけ、大きなものが返ってくると思っています。試験は大変でしたけど、私もそこから逃げずに続けて、そのおかげで合格し、それだけ大きなものが今返ってきていると思っています。皆さんも諦めることなく頑張ってほしいです。

酒井 達也

酒井 達也 取材の匠メンバー、中小企業診断士

和歌山県和歌山市出身、東京都在住。東京大学経済学部金融学科卒業後、国家公務員として、政策金融、社会保障、地方創生などの分野を担当。本業に加えて組織内の業務改善に関する相談を受けるなどしつつ、いわゆる企業内診断士として活動の方向性を模索中。2020年8月に中小企業診断士登録。趣味は旅行(現在は昨今の情勢を踏まえて休止中)、スポーツ観戦など。

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