【山本勝美さんインタビュー】 57歳から1年半で短期合格!その秘訣とは

【山本勝美さんインタビュー】 57歳から1年半で短期合格!その秘訣とは

【第2回 2次試験は一発合格】
過去の記事:第1回

【山本勝美さんインタビュー】

57歳からわずか1年半の勉強期間で合格を勝ち取った山本さん。2次試験については、わずか2か月半の勉強で合格しています。このことについて伺いました。

1次に合格後初めて2次へ

――2次試験は、どのように勉強されたのですか

2次試験は、2年目の1次試験が終わるまで、ほぼ手付かずでした。1次試験終了後にTACの「2次直前パック生」となり、やはり池袋校に通学しました。TACの「直前テキスト」と演習、「ふぞろいな合格答案」シリーズ、過去問を5~6年分やりました。

2次は、手書きの試験ですが、漢字がなかなか出て来ず、困りました。
最初に「ふぞろい」で学習を始め、キーワードをなるべく多く盛り込むようにしていたのですが、TACの先生からそういう書き方はあまり良くないと指導され、ちゃんとした日本語で意味の通る文章を書くことを心掛けました。

80分の使い方については、演習中は常に時間が足りず、1問を白紙で出したり、最後を殴り書きで書いたりすることが常でした。読む・書くのスピードを上げることを課題とし、訓練を重ねて本番直前でやっと、間に合うようになった程度です。

正直なところ、2次は2年はかかるなと思っていましたので、合格できて良かったです。

――事例1から4の中で、得意・不得意はありましたか

事例4は苦手でした。事例2は、本来、仕事で営業やマーケをやっていたので得意なはずなのですが、演習を行うと点が取れず、本番でも出来は悪かったです。事例1と事例3は理解でき、模試でも点は良かったです。

――事例4はどのように克服したのでしょうか

後で述べる勉強会の効果が大きかったのですが、それやTACの演習のほか、『30日完成!事例4合格点突破 計算問題集』を1周全問やりました。2周する時間はありませんでしたが、間違えたところだけは2回目をやりました。事例4だけで全勉強時間の3割くらいを使ったと思います。

勉強会が合格の原動力に

――「これが合格に繋がった!」と言えることがあれば、ぜひ教えてください

合格できたのは、勉強会のおかげです。私の通ったTAC池袋校の先生は、生徒同士の勉強会を推奨しており、ストレート生用の勉強会グループに入りました。最初は多人数でしたが、最終的には5~6人に落ち着きました。励まし合いながら勉強していました。日曜の5時ごろに講義が終わるのですが、近所の会議室を借り、その日の講義の問題について、どういう考えで解いたかを説明し合います。2次が初めての人は、2年目の人に教わりながら、といった感じですが、とても参考になりました。

自分の字がきれいか汚いかも、仲間の答案と比べるとすぐにわかります。シャープペンの芯はやや濃いめの「B」を使いました。

また個人での勉強場所は、図書館やカフェを転々としながら行っていました。
2か月半の密度は濃かったです。1日の勉強時間が15時間に及ぶこともありました。

そして本番当日

――そして令和元年度の本番当日は、どのような感じでしたか

点が伸びないと悩んでいた事例2は、ネイルサロンの事例でした。とっつきにくいとは思いましたが、そこまでわかりにくい感じでもなかったです。迷ったのは、商店街のどの店と組むかという問題。貸衣装店が正解とも言われていますが、商店街に貸衣装店があるという記述は与件にはなかったと思うので、まったく意識にすら上りませんでした。全体に、どれも正解かと考えられるくらい要素が多く、選択に時間がかかりました。

事例4は、難しくないと思いました。経営分析で選んだ答えは、ベストな選択ではなかったけど、範囲には入っていました。1問は計算できない問題がありましたが、総じて手も足も出ないような問題はなく、ラッキーだと思いました。出ると言われていたディシジョンツリーも出なかったので良かったのですが、総合的な出来は、合格ラインに届いたという感覚ではなかったです。

渡辺英史

渡辺英史 取材の匠メンバー、中小企業診断士

東京都中小企業診断士協会 城東支部所属。福岡生、熊本育ち。上智大学卒業後、新聞社に入社。広告マーケティング・調査、営業、企画開発・イベント運営、ウェブ記事配信、データベース事業等に携わる。現在は新聞系IT企業勤務。2020年中小企業診断士登録、有資格司書。

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