【山浦直晃さんインタビュー】 実践的で力が付く。養成課程で苦楽を共にした仲間という財産を得た。

【山浦直晃さんインタビュー】 実践的で力が付く。養成課程で苦楽を共にした仲間という財産を得た。

【第2回 養成課程を選択した意味】
過去の記事:第1回

【山浦直晃さんインタビュー】

本業のIT会社で勤務しながら、2019年3月に日本マンパワーでの中小企業診断士養成課程(以下養成課程)を修了し、同年5月に中小企業診断士登録。第2回は、養成課程での得られた実体験についてお話を伺います。

養成課程の実情

――養成課程のカリキュラムについてお聞かせください。

1年間で5回実習をすることになります。3月の中旬頃から授業がスタートして3月から6月までは、講義形式で基本的な学習をします。大学教授の方から戦略などの授業を聞いてからグループディスカッションしたりする座学のスタイルでした。

そして7月から企業診断の実習が始まります。実習生は24人で、8人1チームで3つのチームに分かれて実習を行います。翌年の3月まで結構な頻度で実習が続いていきます。つまり後半は実習が中心のカリキュラムとなります。最初の講義では、時間はとられて厳しいと頭では認識していたものの、まあこんなものかなと思って油断しておりました。しかしながら、実際に実習が始まったあとは、特に1回目の実習の時が自分にとってものすごくきつかったです。

中小企業診断士登録のための実務補習の場合、5日間と短期間だと思います。養成課程での実習は、1つの企業に対する深さが全然違うと思います。約3週間の期間でクライアントにご提案することになり、1回目の実習では計4回訪問することになりました。2回目以降も基本的には3回は訪問します。1回目はあいさつに行き、次は企業様の話を聞きます。そして最終にプレゼンをするような流れとなります。

もともと週3回授業があり、3週間の間に打ち合わせしながら内容を深めていきチーム内での打ち合わせの回数はとても多かったです。

養成課程に通われる人は皆さん優秀な方が多かったほか、既に独立されている方も多かったです。独立されている方は色んな経験をしていることから、ノウハウや技術に長けていらっしゃるので、一緒に戦略を立てていくプロセスで自分にとってはとても勉強になりました。

養成課程は力になり、感謝される

――養成課程での苦労したご経験についてお聞かせください。

1回目の講義が始まる前にプレ実習がありました。6人のチームでひとつの資料をまとめて提案するもので私がリーダーを任されました。周りの人にフォローされながらやりきったのですが、上手くいかなかったことについては悔しい思いが強く残りました。例えば、皆で発表する時に一人だけ持ち時間を大幅に超過してしまったことです。ものすごく周りの人達に強く印象に残ってしまって、山浦って話長いからなってずっと言われるようになってしまったのです。この失敗は実際の企業診断の現場に出る前に経験することができて本当に良かったと思っております。

1回目の実習のときは資料作成が大変に感じました。なかなか筆が進まなかったというか、どう書けばいいかがわからないという感覚に陥りました。何か決まったものがあるわけではないので、どうやって資料を作成していけばいいのか見当がつかず苦労しました。その1回目の苦労があったおかげで、2回目以降は慣れていくことができました。

3回目の実習の時にはサブリーダーをやらせてもらいました。メンバーを取りまとめる役割が中心となりましたが、意見の調整には苦労しました。8人が1つのチームで進めていくので全然話がまとまりませんでした。例えば問題の分析を取ってみても、各自違うことを考えていることがわかり、なかなかすんなりまとまることがなかったです。

苦労したからこそ、提案を終えたあとの達成感は格別でした。午前中に診断企業への発表を終え、チームのメンバーで打ち上げをしましたが、終電まで12時間近く飲んでいました。チームメンバー全員が達成感と開放感に満たされていたことも私にとっては嬉しかったのですが、それ以上にとても良い仲間が出来たことが一番の財産となりました。この打ち上げの印象が一番強く残っていますが、この打ち上げにこそ、養成課程に進んだことで得られた経験が凝縮されていたとも言え、この仲間達との出会いに大きな意味があったのかなあと思います。

――養成課程では提案後に企業側からフィードバックがいただけるのでしょうか?

診断先にもよりますが、講師の先生からたくさん情報をいただけます。2回目の実習の時に、飲食店を担当したのですけど我々が SNS などを活用していろんな売り方の提案をしました。その企業は色々なことを実際に積極的にやっていただけました。また、Facebookを通じて取り組まれたことなどを全てフィードバックしていただいて実施状況がわかりとてもありがたかったです。また、養成課程の診断をとても満足してくださったことで、次期も是非日本マンパワーさんの診断を受けたいということになり、2年連続で実習における診断先企業を快諾いただいたそうで、日本マンパワーにとってはリピート顧客獲得につながりました。

山口 晋

山口 晋 取材の匠メンバー、中小企業診断士

長野県出身。不動産会社勤務。2020年5月に中小企業診断士登録。2020年は受験生支援団体タキプロにて、主に勉強会班のメンバーとしてオンラインとWEB勉強会の運営に携わる。合わせて個人ブログにて中小企業診断士試験の勉強法を中心に毎日情報発信を行う。日々中小企業診断士の資格を生かして価値を高めるべく、様々な活動に奮闘中。趣味:読書・ブログ・YouTube。

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