【宮本昌明さんインタビュー】 仕事の悔しさをバネに資格取得へ。傾向と対策で一発合格! 将来は学ぶ楽しさを伝えたい

【宮本昌明さんインタビュー】 仕事の悔しさをバネに資格取得へ。傾向と対策で一発合格! 将来は学ぶ楽しさを伝えたい

【第1回 無力感からの資格取得】

【宮本昌明さんインタビュー】

宮本昌明さんは文具店で働く企業内診断士。33歳で課長に昇進。喜びも束の間、自分自身の力の無さを痛感し、悔しさの連続だったといいます。

ハードな毎日

――お仕事について教えてください。

都内の文具店勤務です。オフィス通販の販売店業務に従事しています。入社以来ずっと営業にいましたが、直近では営業事務に異動になり今に至ります。

営業にいた頃に営業課長に昇進しました。上司の異動で就いたポジションでした。担当者時代はある意味、上司の陰に隠れることができたのですが、昇進した途端に、自分が前面に出て対応しなくてはいけなくなりました。自分はマネージャーとして全く機能していないように感じ、力の無さを痛感しました。

資格は日商簿記1級から 

――中小企業診断士試験に挑戦したきっかけは何ですか。

課長に昇進した後は、常に自分の限界を感じていました。非常に悔しい気持ちでしたね。担当時代は、わりとお客様にもかわいがってもらっていましたし、自分でもそれなりにできているほうだと思っていましたから。このままでは会社に居続けられないのではないか、と思ったことも何度もあります。

その頃ですね、携帯電話のゲームにはまったのは。現実逃避ですよ。2年くらい続きました。妻がそんな私を見かねて、資格を取るとかしたほうが生産的なんじゃないのかな?とアドバイスをくれました。そのおかげで勉強に目が向くようになりました。

――それで勉強を始められたのですね。

実は最初は日商簿記でした。かねてから、上司からは勉強しなさい、特に簿記をやっておきなさい、と言われていました。しかも営業課長のときに、ですよ(笑)。何で営業の最前線の人間が簿記なのか、と半信半疑でした。でも、妻の助言もあって勉強を始めてみると、これが実に面白い。合格までに2年もかかってしまいましたが、最終的には日商簿記1級を取得することができました。

――そのあとに中小企業診断士試験の勉強を始めたのですね。

簿記があまりにも面白く、この知識を生かしてほかの資格にもチャレンジしたいと思って探していたところ、中小企業診断士に巡り合ったんです。

受験は傾向と対策 

――診断士試験にストレート合格されています。合格の秘訣は何ですか。

通信講座を活用しました。1時間程度の電車通勤時間を有効活用したいと思っていたので、通信講座は最適でしたね。私が使った講座は、テキストが一単元20分くらいで学習を終えられるようになっていて、問題集も電車の中で終えられるくらいの分量でした。

――通信講座だけで合格できたのですか。

1次試験は通信講座だけです。2次試験は参考書「ふぞろいな合格答案」シリーズを買って取り組みました。

合格体験記で先人のやり方を学び、得意科目で合格を勝ち取る

――そのほかにされていたことは何かありますか。

常に合格体験記を傍らに置いて読んでいましたね。すべてを完璧に解答する試験ではないと聞いていたので、合格者が何に力を入れていたのかヒントを得るために、勉強の合間に定期的に読むようにしていました。いま思えば、それが学習内容の取捨選択をして効率が上がった要因なのかもしれません。

――簿記が得意だったということで、事例Ⅳは得意だったのでしょうか。

得意でしたね。事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅲは正解がわからない試験ですが、事例Ⅳは唯一正解があります。確実に正解が導ける事例Ⅳは、ほかの事例の2倍は時間をかけたと思います。科目に軽重つけたことが、結果的に合格につながったのではないかと思います。

安田 雅哉

安田 雅哉 取材の匠メンバー、中小企業診断士

1970年鳥取市生まれ。大学では機械工学を専攻。工学部と医学部との共同研究に従事。1995年修士課程修了。2018年ファイナンシャルプランニング技能士1級取得。令和2年5月中小企業診断士登録。プラント建設会社、電機会社を経て現在は商社勤務。2018年より東南アジアの製造事業会社で経営管理を担当。趣味はライフプランニングと料理。本業以外の時間で始めた診断士活動と受験生支援活動で忙しく、趣味になかなか取り組めないのが悩み。

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