【増田雅英さんインタビュー】 養成課程で学んだ「中小企業診断士としての姿勢」

【増田雅英さんインタビュー】 養成課程で学んだ「中小企業診断士としての姿勢」

【第1回 診断士資格取得への再挑戦】

【増田雅英さんインタビュー】

忙しく仕事をこなしながら養成課程に通われ、2020年に中小企業診断士登録をされた増田雅英さん。全3回の連載を通じて、入学までの経緯や養成課程での学びを語っていただきます。

第1回では、養成課程入学までのストーリーと、養成課程のハードなスケジュールについてお話を伺いました。

15年越しの再挑戦

――中小企業診断士を目指した経緯について教えてください。

実は、25歳くらいの時に一度目指したことがあります。今とは違って働き方改革という言葉もなく、徹夜も当たり前の時代でしたので、頓挫してしまいました。それから15年ほど経ってから、もう一度挑戦してみようと思い立ちました。

――25歳で診断士になろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

仕事が法人の基幹業務系のシステム開発だったこともあり、業務知識を学んでお客さんと話ができるようになりたいと思ったのです。独立したいとかそういうことではなくて、まずは仕事に何か役立つものがないか、という視点で見つけたのが診断士でした。

――15年経ってからまた目指すというのも珍しいケースだと思います。何か変化があったのでしょうか?

その後も忙しさは変わらず、ずっと忙しいままでした。ただ、このまま定年まで働いて終わりではなくて、60歳を過ぎても仕事をしたい、人に喜ばれる仕事がしたいなという想いがあって。そこでいろいろと調べた時にやっぱり診断士が頭をよぎって、じゃあもう一度挑戦しようと決意しました。

養成課程に一期生として入学

――養成課程入学はどのような経緯で決められたのですか?

再び中小企業診断士を目指そうと決めたものの、仕事が忙しいこともあって、勉強をする時間がほぼ取れませんでした。独学で少しずつにはなりましたが、科目合格制度も活用して3年かけて一次試験に合格しました。

そういう忙しさの中での受験だったので、二次試験に落ちたときにもう一度一次試験からやり直すのは厳しいと思い、「二次試験への挑戦は一度きりにして、結果が振るわなければ養成課程に行こう」と決めていたのです。それで、結果的に養成課程に進みました。

――通われた養成課程ついて教えてください。

大阪経済大学の養成課程に通いました。2019年に新しくできた養成課程で、私は一期生です。生徒は全部で24人いました。

――一期生というと、事前の情報も十分になかったのではないですか?

なかったですね。事務局の職員の方々も手探りでやられていたと思います。

ただ、大阪経済大学は大阪府中小企業診断協会と提携していて、20人以上の先生が派遣されていました。みなさんプロのコンサルタントでしたので、講師陣には恵まれていたと思います。

――養成課程はどのようなスケジュールで行われるのでしょうか?

月曜日・水曜日・土曜日に行われていました。月曜日と水曜日は夕方6時半から始まって、土曜日は朝から夕方まであります。

実習も5回あって、比較的長い期間取り組みます。場合によっては夏休みを挟みながら一か月くらいかけて行う実習もありました。外部環境もじっくり調べて、ヒアリングにも2、3回行きます。報告書をまとめるまでに何度も集まるので、内容は非常に濃いですよ。

それを通常講義と並行してやっていくので、途中からは日曜日も使っていましたね。一番大変だったのは11月で、仕事もあり養成課程もありで、休日が一日しかありませんでした。

通常講義も座学はほぼありません。グループディスカッションをして、考えをまとめて発表というケースがほとんどです。だからこそ余計にハードでした。

松本 崇

松本 崇 取材の匠メンバー、中小企業診断士

福岡県出身。東京大学経済学部卒業後、大手不動産デベロッパーに入社。オフィスビル部門にて営業や事業企画を担当した後、J-REITのIR室長として投資家コミュニケーションに携わる。2020年中小企業診断士登録。同年、複業としてpfworkを創業。会社員として勤めながら、企業の経営支援・プロジェクト支援に取り組んでいる。妻・長女・長男・次男の5人家族で、休日の楽しみは家族とのお出かけ。

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