【増田雅英さんインタビュー】 養成課程で学んだ「中小企業診断士としての姿勢」

【増田雅英さんインタビュー】 養成課程で学んだ「中小企業診断士としての姿勢」

【第2回 養成課程で得た学びと仲間】
過去の記事:第1回

【増田雅英さんインタビュー】

前回に引き続き、2020年に中小企業診断士登録をされた増田雅英さんにお話を伺います。
第2回は、養成課程での学びや出会いについてお話いただきました。

会社のメンバーに支えられた養成課程通学

――養成課程と仕事との両立が大変そうですね。

非常に大変でしたが、会社のメンバーの協力に助けられました。直属の上司や事業部長に「診断士の資格をとりたいから養成課程に行かせてほしい」と言いにいったら、「是非ともとってこい」と言ってもらえたので、ありがたかったですね。

チームのメンバーにも「1年間は迷惑をかけてしまう」と伝えたら、みんな快く協力してくれました。夕方の5時半には会社を出なければならなかったんですが、「あれ、まだ行かなくて大丈夫ですか」と声までかけてくれるようになりましたね。

――試験のための勉強時間を確保するより大変だったのではないですか?

そうですね。結果的にきつかったです(笑)

小手先ではない、本質的な在り方を学ぶ

――養成課程のカリキュラムは学びが多そうですね。1年間通われて特に学びになったことを教えてください。

養成課程ではコツやスキルではなく、経営者に寄り添うこと、コミュニケーションの仕方、コンサルタントとしての考え方を最初に学びます。どの先生も同じようにそれが大切だと仰っていました。「傾聴」についても、1時間半使っていろいろな話を聞いて、話してということをやります。

前提として大切なものをおさえてから中身に入っていくという感じでしたね。本を読んで勉強ということはあまり重要視されない印象です。対人コミュニケーションや経営者の話を聞く姿勢、在り方を学ぶことができました。

――入学前後でギャップはありませんでしたか?

最初のうちは、みんなピンと来ていなかったかもしれません。私自身も、養成課程にいけばそんなに大変な思いもせず資格をとれるんじゃないか、という考えが頭の片隅にあったように思いますが、全くそんなことはなかったです(笑)

――養成課程に通う中で、最も影響を受けたのはどのようなところでしょうか?

「聴くこと」ですね。前から意識していましたが、今まで以上に人の話を聴くようになりました。誰かが聴くことで相手が楽になってくれる部分もあると思います。今まではなかった、ちょっとした気づきも生まれた気がしています。

かけがいのない養成課程の仲間

――養成課程の濃い時間を過ごすと、同期間で絆が深まりそうですね。

本当にそう思います。年齢層が幅広いので最初のうちはよそよそしさもありました。一番上が64歳、下が20代でしたからね。

ただすぐ誰かが飲みに行こうと言い出して、そこからは早かったです。先生が科目ごとに変わるので、科目最後の日にはその先生を囲んで飲みに行くのが習慣になりました。全科目そうしていたので20回以上飲み会が開催されて、他に実習でも飲みに行きますから、非常に仲良くなりました。同期24人で卒業旅行にまで行きましたからね! 今も同期の LINE グループでメッセージが飛び交います。

――今からもう一度、試験を受けるか養成課程に行くか選び直せるとしたら、どうしますか?

ちゃんと試験を受けて通りたいという気持ちもありますが、多くの学びがあったことを考えると、やはり次も養成課程を選びますね。

松本 崇

松本 崇 取材の匠メンバー、中小企業診断士

福岡県出身。東京大学経済学部卒業後、大手不動産デベロッパーに入社。オフィスビル部門にて営業や事業企画を担当した後、J-REITのIR室長として投資家コミュニケーションに携わる。2020年中小企業診断士登録。同年、複業としてpfworkを創業。会社員として勤めながら、企業の経営支援・プロジェクト支援に取り組んでいる。妻・長女・長男・次男の5人家族で、休日の楽しみは家族とのお出かけ。

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