【増田雅英さんインタビュー】 養成課程で学んだ「中小企業診断士としての姿勢」

【増田雅英さんインタビュー】 養成課程で学んだ「中小企業診断士としての姿勢」

【第3回 たくさんのありがとうを集めたい】
過去の記事:第1回第2回

【増田雅英さんインタビュー】

前回に引き続き、2020年に中小企業診断士登録をされた増田雅英さんにお話を伺います。
最終回では、ご家族の支えやこれからの診断士活動、そしてどんな人が養成課程に向いているかについてお話いただきました。

「家族の応援」と「家族への影響」

――養成課程に通うにあたり、ご家族の理解も重要だと思います。

本当にそう思います。金銭面での負担もそうですが、普段休日も家を空けることが多いですからね。子どもの運動会も行けませんでした。
今はできることから恩返しをしようと、以前にも増して家事を率先してやるように心がけてます。

――ご家族も応援してくれていたのですね。

ありがたかったですね。実は、一つエピソードがありまして。妻は看護師の仕事をしているのですが、休みの日も家にこもって勉強している私の姿を見て、看護師関連の資格を勉強すると言い出したんです。それで実際に資格をとって、大阪から千葉の病院に何日間か研修に行っていました。刺激を受けてくれたみたいで、嬉しかったですね。

「人」を大切にする診断士に

――これから診断士活動について教えてください。

養成課程の独立している同期から刺激を受けている部分は大いにあります。ただ、子どもも一番お金がかかる時期ではあるので、家庭のことを考えるといきなり独立は難しいとも思っています。今できることをコツコツと積み重ねながら、いろいろといただくお話について積極的に取り組んでいきたいです。

――中小企業診断士として活動していく中で、目標や夢はありますか?

一つは、たくさんの人から「ありがとう」と言ってもらいたいです。今の仕事は一つのプロジェクトが長いため、多くのお客さんと関係がどうしても持ちにくい。診断士であれば、いろいろな業界、いろいろな事情の経営者の方々と関われるので、しっかりとお客さんの方を向いて役に立てればと思っています。

あとは、人を育てるとか、リーダーを育てるとか、人材教育面にも興味があります。経営の根幹は人だと思いますし、人を生かす面に携われればとも思っています。専門的な知識があるわけではないのですが、模索していきたいですね。

――増田さんのお話からは、「人」を大切にしていることが伝わってきます。

言われてみるとそうかもしれないです。実は、誕生日に養成課程の同期から『ストレングス・ファインダー2.0』の書籍をプレゼントされたんですが、このテストでも上位5つの資質のうち4つが人間関係構築力でした。

結局、仕事というものは一人では何もできないと思っています。今の仕事もそうで、一つのプロジェクトを進めるにあたって、得意な分野がそれぞれ異なるメンバーが集まっています。私の場合は、メンバーを引っ張っていく役割が一番向いてると思っていて、先ほどの「人を生かす」という話にもつながりますけど、診断士としても同じようにいろいろな人の協力を得ながら仕事を進めていければと思います。

養成課程に向いている人とは

――最後に、どんな人に養成課程が向いているか、増田さんのお考えを教えてください。

養成課程の講義の中で、「コンサルタントとは何か、その姿勢や考え方をしっかり学んでほしい」と言われました。とりあえず中小企業診断士の資格が欲しい、という人は養成課程に向いてないと思いますね。

「姿勢」や「考え方」も含めて、中小企業診断士という仕事について多くのことを学んでいこう、吸収できるものは吸収しよう、と思える方は養成課程に向いていると思いますし、得られるものもきっと多いのではないでしょうか。

松本 崇

松本 崇 取材の匠メンバー、中小企業診断士

福岡県出身。東京大学経済学部卒業後、大手不動産デベロッパーに入社。オフィスビル部門にて営業や事業企画を担当した後、J-REITのIR室長として投資家コミュニケーションに携わる。2020年中小企業診断士登録。同年、複業としてpfworkを創業。会社員として勤めながら、企業の経営支援・プロジェクト支援に取り組んでいる。妻・長女・長男・次男の5人家族で、休日の楽しみは家族とのお出かけ。

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