【志摩晃司さんインタビュー】 仲間がいるから診断士試験を乗り越えられた~合格までのサクセスストーリー

【志摩晃司さんインタビュー】 仲間がいるから診断士試験を乗り越えられた~合格までのサクセスストーリー

【第2回 合格の秘訣は仲間づくり】
過去の記事:第1回

【志摩晃司さんインタビュー】

多年度受験となった受験生活。その中で学んだ合格するための具体的な秘訣について,また試験合格後の実務補習・実務従事での気づきや失敗談,アドバイスについてもお尋ねしました。

診断士試験合格の秘訣

――1次試験に合格するための秘訣は?

問題の質を見極めて,理解が必要な科目なのか暗記が必要な科目なのかで切り分けました。理解が必要な科目については早い時期に時間をとって深く理解し,暗記が必要な科目については試験の直前期にまとめて時間をとり繰り返すなどしました。そのうえで戦略を練り無駄がないように心がけました。具体的にはTACなどの受験校で学び,プロの先生からご指導いただくことが一番の早道だと思います。

――2次試験に合格するための秘訣は?

2次試験は正直難しいと思いました。受験校の同じクラスのメンバーとディスカッションを行いました。そのことで勉強会仲間の結束力が上がりました。たとえば,取材の学校の同期生の堀越直樹さんと仲良くなり,切磋琢磨して学習できたことも良かったと思います。堀越さんとは受験の時の席順も続きで,共に合格できました。彼は大変前向きで,知り合えなければお互いに合格していなかったかもしれません。ちなみに取材の学校で講師をされている津田まどか先生には,受験1年目の時にお世話になりました。

また,合格した年の4~10月まで受験生支援団体のタキプロでも活動していました。TACの演習だけだとパターン化してしまい,違う考え方を受け入れることができなくなって,他受験校の模試で得点が伸び悩みました。

勉強仲間をつくることで,自分と違う意見を聞く機会が増えました。勉強は1人でやるものと思っていましたが,2次試験については仲間をつくって共同学習することが大事だと思います。なぜそんな解答になるのか質問されるとロジックがしっかりしていなければ表現できず,他の人の考え方を学べる機会ができたことで自分のプロセスを修正することができ,スキル向上につながりました。1次試験と2次試験で使う脳も違い,気をつけるポイントが違ってきます。それがわかれば早く合格できると思います。

実務補習・実務従事の思い出

――実務補習でのエピソードをお聞かせ下さい。

実務補習では5日間のコースを選択しました。実務補習ではチームプレーが求められます。共同での打ち合わせ,社長ヒアリングを経て資料を作成し,社長の前でプレゼンテーションをします。ヒアリングから資料作成まで1週間ぐらい間隔が空きます。その間に,お客様のためを思い湧き出てきた案を入れた資料を作成してみましたが,当初に共同で考えたことと方向性が変わりつじつまが合わなくなってしまいました。その結果,最後に資料の修正や構成の作り直しを余儀なくされ,皆さんにご迷惑をかけてしまいました。

また普段の情報収集ではネットや本屋に行くことはあっても,図書館に行くことはありませんでした。しかし,実務補習では業界の状況を調査・分析するために,図書館で業種別審査事典の該当ページをコピーして活用しました。改めて図書館のデータの価値を感じ,効率的で時短にもなると思いました。

これから実務補習される方には,診断士登録が早くできるので15日間コースをおすすめします。

――実務従事でのエピソードをお聞かせください。

マーケティング事例のコンサルをさせていただきました。マーケティングの考え方から現場に落とし込んでペルソナを確定し,カスタマージャーニーマップを作成して提案することを学びました。お客様相手の商売であれば活用できますので,自分のビジネスにも生かすことができると考えています。

また実務従事に携わった仲間の意識がとても高く,自分のスキルを見直す良い刺激になりました。

清水 健一

清水 健一 取材の匠メンバー,中小企業診断士

兵庫県出身。薬局を経営する自営業の両親のもとに生まれて姫路市内で育つ。東京の大学卒業後は,実家で薬局の経営に携わり現在に至る。小売店のオーナーとして,日々お客様の生の声を聞きながらお店のかじ取りをする中で,経営を改善するための手段として中小企業診断士資格の取得を目指す。2020年中小企業診断士登録。

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