【川村匡弥さんインタビュー】 思い描いた「コンサルの仕事」を追い求めて ~独学で勝ち取った合格、そして未来へ~

【川村匡弥さんインタビュー】 思い描いた「コンサルの仕事」を追い求めて ~独学で勝ち取った合格、そして未来へ~

【第1回 「コンサルの仕事」に一歩一歩近づくために】

【川村匡弥さんインタビュー】

学生時代から「コンサルの仕事」に就きたいという思いを抱き続け、中小企業診断士試験の合格を勝ち取った川村匡弥さん。

第1回は、その強い思いと中小企業診断士(以下、診断士)を目指すきっかけ、1次試験対策について伺っていきます。

数学科からSE、そしてPMOに

――現在のお仕事についてお聞かせください。

コンサルティング会社でPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)として働いています。クライアント企業に常駐し、プロジェクトが円滑に推進するように、ミーティング資料や報告書の作成から各所との調整・交渉、さらに事業を具体化するためのIT化推進に至るまで幅広くサポートする業務です。

――コンサルティング会社に就職されるまでの経緯を教えてください。

大学が数学科だったこともあり、ロジカルで頭を使う仕事に就きたいとなんとなく考えていました。大学院生になり、就職を目前にしたときにそういう仕事って何だろうと思い浮かんだのがコンサルタントでした。当時、コンサルはハードルが高いイメージだったので、SE(システムエンジニア)になって力を携えて、将来的にはITコンサルをしたいと考えていました。大学院卒業後、システム会社に就職し、SEとして3年半経験を積んだ後、現在のコンサルティング会社に転職しました。コンサルとしての知識を付けるために、転職前から診断士の勉強を始めました。

1次試験突破!アウトプット集中学習法

――合格するまでの経緯を教えてください。

2018年の2月から受験勉強を始めて、1次試験を受験し合格しました。その年に2次試験の申込みはしたのですが、結婚や転職でかなり多忙だったので受験せず、翌年の2019年に2次試験を受験し合格しました。

――受験校には通われたのですか?

いいえ。独学で学習しました。1次試験はブログや書籍などで学習方法を収集し、その後自分のペースで学習しました。学習時間を見える化した方がやる気が継続すると思い、「スタディプラス」というアプリを活用して、学習時間を管理していましたね。

――1次試験にかけた学習時間はどのくらいですか?

120時間です。応用情報技術者資格を持っており、経営情報システムは免除にしたため、6科目の勉強時間です。学習のペースとしては、平日の通勤時間往復60分と昼休み30分の合計90分に、ひたすら「過去問完全マスター(同友館)」を解いて、アウトプット中心に学習していましたね。5月頃からは、学習量を増やし土日の午前中も勉強するようになりました。時間の都合上、2回転目からは1回転目で間違えた問題や頻出問題のみをピックアップして解いていました。1科目あたり2~3回転させたと思います。

――得意科目と苦手科目について教えてください。

大学が数学科だったので、経済学・経済政策と財務・会計は得意でしたね。暗記のようにひたすら詰め込んでいく学習ではなく、本質的に理解して学習を進めていきたいタイプなので、数式やグラフの意味を押さえてから問題を解いていました。

暗記科目はとても苦手でした。経営法務と中小企業経営・中小企業政策はキツかったですね。

――1次試験本番はどのように臨まれましたか?

最初の試験で合格しようとは思っていなかったんですね。マイペースに学習を進めて、科目合格をいくつかして来年頑張ろうと思っていたんです。試験が近づくにつれ、全科目勉強できる目途が立ったので、ギアをもう一段階あげて追い込みました。そのおかげで、なんとか勝負できるくらいにはなってきたので、腕試し感覚で本番に臨めました。試験が終わって自己採点したところ、経営法務は40点くらいだったのですが、6科目合計で6割を超えており、合格できていました。

久保田 昌宏

久保田 昌宏 取材の匠メンバー、中小企業診断士

1972年生まれ。神奈川県横浜市在住。大学卒業後、印刷会社に入社。23年間法人営業として、印刷物やWebページの制作を通じ、企業の宣伝、販売促進活動に携わり、「売れるしくみ」を提供する。2020年3月、みのりコンサルティングを開業し、販売促進・マーケティング、事業計画策定を中心に企業支援を行う。神奈川県中小企業診断協会、東京都中小企業診断士協会城南支部所属。日本生産性本部認定経営コンサルタント。

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