【熊澤祐喜さんインタビュー】 家業を継ぐ2代目が中小企業診断士を目指す!そして、合格の先に見据えるものとは

【熊澤祐喜さんインタビュー】 家業を継ぐ2代目が中小企業診断士を目指す!そして、合格の先に見据えるものとは

【第1回 中小企業診断士を目指す意義】

【熊澤祐喜さんインタビュー】

お父様が会社を経営している熊澤さん。現在はお父様の会社に籍を置きながら、別の会社で会社員として勤務しています。将来的に会社を継ぐことを決めているそうです。今回は、熊澤さんが中小企業診断士を目指したきっかけや1次試験の学習方法についてうかがいました。

家業を継ぐことを決心し、中小企業診断士を目指すことに

――中小企業診断士の資格に興味を持ったきっかけを教えて下さい。

いざ父の会社を継ぐと考えた際、経営の勉強をしておきたいと思ったのが最初のきっかけです。

実際に、本屋に行って本棚を眺めてみて、経営に関する本を何冊か手に取って読んでみました。読み進める中で、専門性を高める前に基本的なことを学んだ方がいいなと思い、中小企業診断士に興味を持ちました。

実は、最初は資格を取る気は無くて、中小企業診断士の勉強だけをしようかなと思っていました。そして、テキストを買って、少しずつやってみたというのが最初ですね。

――そこから、本格的に資格取得へ意識が変わっていったわけですよね。

そうですね。資格を取るつもりが無い中で学習をしていたのですが、結局やらなくなってしまうのです、試験が無いと。あとは、これまで大企業に勤めていたのもあって、私自身に社会人としての実績が何も無い状態ですので、将来父と会社を継ぐとなった時に、社員に対する「自分はちゃんと能力があります」という証明が欲しかったのです。そのため、必ず合格してから父の会社を継ごうと決意をしました。

――二代目になる重圧を感じることはありますか。

現時点ではそんなに感じていないです。重圧になるような実体験もありません。けれども、重圧があることを頭では理解をしています。社員から色々思われているのだろうな、とか、社員の生活を背負うことになるのだろうな、とか、そういうのは頭によぎることはあります。そのため、中小企業診断士の資格を取得することで、経営者として経営の知識を身に付けていることを社員に示したいと思ったのです。

想定外の1次試験の合格

――学習開始から1次試験までの経緯を教えて下さい。

勉強を始めたのは2014年でした。当時は仕事の関係で盛岡にいまして、時間がたくさんありました。ただ、資格を取るつもりは無かったので、空いている時間にちょこちょこと勉強している程度でした。そんな状態が2年ほど続いて、2017年ぐらいから試験を受ける前提で本格的に勉強を開始しました。そして、2018年に東京へ異動になったタイミングでその年の1次試験を受験しました。

――1次試験の結果はどうでしたか。

合格しました。ただ、合格するとは思っていませんでした。元々、スケジュール的に勉強時間が足りないことは分かっていたので、企業経営理論と財務会計と運営管理は次の年にまわそうと思ってほとんど勉強してなかったのです。まさか合格すると思ってなかったので驚きました。

――1次試験の学習方法を教えて下さい。

独学で進めました。参考書はTAC出版の「スピードテキスト」、「スピード問題集」を使っていました。テキストを読んで、問題集やって、たまにテキストに振り返ってというのを繰り返していました。最後、試験日の2か月前に過去問を買って演習をしました。

――2014年から学習を開始していますが、試験受験までが長いですよね。

そうですね。学習期間自体は長いかもしれませんが、実際に本腰入れて学習を始めたのは受験の3か月前からですね。1次試験が8月でしたので5月から7月で一気に学習を進めました。昔からコツコツやるのが苦手なタイプで直前期に詰め込むタイプでしたので。

下司 健二郎

下司 健二郎 取材の匠メンバー、中小企業診断士

1985年生まれ。埼玉県出身。大学院では生命科学を専攻。修了後は、食品メーカーにて製品開発、海外事業、新規事業に従事。タイ駐在時には現地マネージャーを経験。マネージャー職や新規事業の企画開発に携わる中で、経営的な視点の重要性を認識し、中小企業診断士の資格取得を決意。資格を現職に活かしつつ、個のスキルアップにつなげるべく奮闘中。趣味は釣りと筋トレ。

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