【熊澤祐喜さんインタビュー】 家業を継ぐ2代目が中小企業診断士を目指す!そして、合格の先に見据えるものとは

【熊澤祐喜さんインタビュー】 家業を継ぐ2代目が中小企業診断士を目指す!そして、合格の先に見据えるものとは

【第3回 合格したからこそ見える中小企業診断士の世界】
過去の記事:第1回第2回

【熊澤祐喜さんインタビュー】

最終回では、短期間で合格を掴み取る効率的な学習方法や、今後の活動予定、受験生へのメッセージを熊澤さんに話していただきました。

学生時代の実体験から生まれた効率的学習法

――短期間の学習で合格されていますが、効率的に学習を進めるコツはありますか。

最も大事なのは、インプットよりもアウトプットを重視する、ということです。つまり、テキストを読んでばかりいないで問題を解く、ということです。これに尽きます。

――アウトプットで結果を出すのが一番の目的ですからね。

そうですね、アウトプット重視の学習方法は、学生時代の体験から確立されました。学生時代、私は数学が一番得意でした。なぜだろうと考えてみると、他の科目は教科書を眺めて覚えようとしていたのに対し、数学はずっと問題を解いていたのです。それで数学が得意になったという経験がありましたので中小企業診断士の学習もテキストを読んで覚えようとするよりは問題を解いていく方が良いだろうと思い、アウトプット重視の学習を進めました。それが功を奏して合格できたのだと思います。

中小企業診断士に対するイメージや自身の感情の変化

――合格前と合格後で中小企業診断士のイメージに変化はありましたか。

合格前は、資格を取得したら何かしらの仕事があるのだろうと漠然としたイメージがありました。しかし、合格してみると、実際には待っているだけでは何も仕事はないことが分かってきました。特にショックを受けたわけでもなく、そういうものかと受け入れています。合格後に様々な人と関わる中で、中小企業診断士として活躍するためには、今後もさらに勉強が必要なるのだと実感しています。

――ご自身の感情の変化はありましたか。

元々は資格取得自体が目的だったので、資格を活用して、色々やろうという強い意欲はありませんでした。しかし、取得した後は、せっかくなら色々と複業をやっていきたいなと思うようになりました。

資格の活かし方や強みにしたいスキル

――中小企業診断士の資格を活用してやっていきたいことはありますか。

ずばりコンサルティングをしたいと思っています。理由は2つあります。

1つ目は、周りの企業との協力体制を築いておくためです。親の会社はまだまだ小さな会社です。そのため、周りの企業との連携が必要不可欠だと考えています。コンサルティングをしてつながっておくことでスムーズに協業ができると思っています。

2つ目は、新しい発想を生み出すためです。合格後に「世界標準の経営理論(ダイヤモンド社)」を読みました。読み進める中で、新しい発想は思いつきではなく、いろんな知識をつなげて生まれることが分かりました。親の会社を成長させる上でも、色々な会社・業界を知り、発想を生み出す基盤をつくるは大事なことだと思いました。

――ご自身が今後伸ばしていきたいスキルを教えて下さい。

マーケティングを伸ばしていきたいです。親の会社でもマーケティングを強化して成長させていきたいと考えているからです。既に、エクセルを使ったデータ分析やプログラミングのPythonを少しずつ勉強しています。

受験生に向けたメッセージ

――受験生に向けてメッセージはありますか。

挑戦するなら早いことに越したことは無いです。受験勉強で幅広い知識を確保した上で、様々なバックグラウンドの方と繋がると新しいアイデアが出るようになります。私も合格後に色々な人達と関わる中で、新しいアイデアが出てきました。会社員をしているだけでは出てこなかったと思います。自分の知っている範囲や知り合いの輪を広げていけばアイデアが生まれてくるので、早くからチャレンジして取得すると将来の可能性の幅が広がると思います。

下司 健二郎

下司 健二郎 取材の匠メンバー、中小企業診断士

1985年生まれ。埼玉県出身。大学院では生命科学を専攻。修了後は、食品メーカーにて製品開発、海外事業、新規事業に従事。タイ駐在時には現地マネージャーを経験。マネージャー職や新規事業の企画開発に携わる中で、経営的な視点の重要性を認識し、中小企業診断士の資格取得を決意。資格を現職に活かしつつ、個のスキルアップにつなげるべく奮闘中。趣味は釣りと筋トレ。

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