【清水健一さんインタビュー】 諦めない、努力し続ける事が合格の秘訣

【清水健一さんインタビュー】 諦めない、努力し続ける事が合格の秘訣

【第2回 自分の弱点を知り、新たな一年をスタート】
過去の記事:第1回

【清水健一さんインタビュー】

忙しい生活の中、早朝に学習時間を確保し、努力し続けた清水さんですが、迎えた1次試験の結果から得られた事、そしてそこからどのように取り組み方を変えていったかをお聞きしました。

試験で自分の弱点を認識する

――最初の年の試験はどうだったのでしょうか。

1年目の1次試験は直前に受けた模擬試験でも合格点から大きく開きがありました。残り1ヵ月ぐらい、最後の悪あがきをしてみたものの、結果は経営情報システムなど3科目が不合格でした。残念でしたが、不合格だった科目が自分の弱みだと明確に認識できた事は良かったと思います。それからは勉強方法を見直し、今までのスタディング1本だけではなく、弱点克服にむけた新たな取り組みが必要だと思うようになりました。

――新たな取り組みというのはどのようなものだったのでしょうか。

せっかく自分の弱点が見つかったのだから、次の1年は弱点を克服する1年間にしようと決心しました。ですので2年目は不合格3科目だけのチャレンジとし、徹底的に勉強しました。不合格となった経営情報システムなどは仕事上、あまりなじみがなく知識もありませんでした。そのため、それを補うために関連する応用情報技術者試験などの資格に挑戦しました。会計についても簿記の勉強をしました。2年目は3科目にフォーカスし、時間に多少の余裕ができたため、自分なりに何か目標を持ってやったほうがいいと思った事も理由です。

17年分の過去問が自信につながる

――結果、2年目には無事1次試験合格。2次試験の勉強はどのような形で進めたのですか。

2次試験の勉強については、1次試験と2次試験を分けるのではなく、同時に勉強したほうがいいと言う話を聞いていました。スタディングの講座の中に2次試験用講座も入っていましたので、1年目から同時並行で進めていました。とはいうものの、その年の過去問を見て、このままで合格点はちょっと無理だろうともなんとなく思っていました。そのため、2年目に入った時に、自分なりに勉強方法を考え直す事にしました。中小企業診断士2次対策専門校AAS(以下AAS)と言う受験校がWEBサイトに2次試験の過去問題を無料で提供していましたので、答案用紙も印刷し、解答は受験校:資格の学校TAC(以下TAC)の過去問題集をメルカリで購入して、朝の時間を使って学習を始めました。最終的には平成13年から17年分、全部やりました。全然傾向が違うものもありましたので、それをやった事に効果があったかは正直わかりません。ただ、17年分やった事が自分の自信につながった事は事実です。私はそれまで受験校に通っておらず、勉強方法が正直わからなかったので、自分なりの勉強方法として過去問重視のこの方法を実践しました。

――その後、本番に向けて順調に進みましたか。

決して順調に進んだわけではありません。早くから2次試験の勉強を開始していたこともあり、春頃あったTACの 1回目の模試ではA判定をとる事ができていたのですが、2回目はB判定。その後、直前期のAASの模試ではD判定。やればやるほど落ちていく自分にこれはまずいと感じ、最終調整の意味もこめて、通信でTACの直前演習を受講しました。答案練習的な講座でしたが自分の弱点が浮き彫りになり、点数が悪い時と、良い時とハッキリわかれました。そこで、どういう時が悪くてどういう時が良いのかを分析したところ、自分の知識をそのまま詰め込んで書いた時は点が低く、問題文中から解答を拾ってきて、素直にそのまま書いた時は、正直見ていて面白くない答案ではありましたが、そのほうが高い得点が得られるという事がわかりました。とりあえず問題文に素直に答える。問題文の文章を使って答えを作る。その事を徹底して本番に臨みました。

神 貴知

神 貴知 取材の匠メンバー、中小企業診断士

大学卒業後、精密機器メーカー、コンサルティングファームを経て、IT系企業で経営企画部門の責任者を務める。海外留学した際に感じた日本企業の素晴らしさ、そしてその基盤をなす中小企業をサポートしたいとの思いから中小企業のコンサルタントとして独立。趣味は食べ歩き、飲み歩き。

拓け!中小企業診断士の扉~受験奮闘編~カテゴリの最新記事