【佐竹聡さんインタビュー】 実力と人脈が欲しいなら養成課程

【佐竹聡さんインタビュー】 実力と人脈が欲しいなら養成課程

【第1回 勉強漬けの日々と養成課程へのきっかけ】

【佐竹聡さんインタビュー】

長年勤務したゲーム会社での経験を活かし、中小企業診断士資格取得前から独立コンサルタントとして活躍されている佐竹聡さん。どのようなきっかけで企業診断士資格を目指すことになったのでしょうか。1回目の今回は第一線で活躍するコンサルタントのお仕事に触れながら、資格を目指したきっかけや1次試験の勉強法について伺いました。

独立から診断士資格取得のきっかけ

――独立までの経緯を教えていただけないでしょうか。

理系の大学を卒業後に、電機メーカーのSEを5年間していました。その後、学生時代から行きたかった、エンタメ業界に転職しました。音楽会社を経てソニー・コンピュータエンタテインメントという会社で約20年間、ゲームのマーケティングやマーチャンダイジング、ライセンスビジネスまで様々な部署に関わりました。50歳を前にして、「このままゲーム業界に居続けていいのだろうか?」と思い悩んだ時期がありまして、その時に元同僚がフリーのコンサルタントとして活躍していることを知りました。「そうか、そういう道もあるんだな」と思ったのが独立を意識したきっかけです。

――独立からエンタメ系でのコンサルティングはどのようなお仕事をされていたのでしょうか?

前職での経験を活かし販路開拓や営業戦略の専門家として、今まで20社ほどの企業と顧問契約を結んでいます。キャラクターのライセンスでグッズを作りたいとかゲーム業界とコラボしたいといった、マッチング需要にもこれまでの人脈を活かして支援をしています。

――エンタメ系と中小企業診断士というと少し雰囲気が違う業界に感じたのですが、なぜ資格取得を考えたのでしょうか。

実はゲーム自体に私自身が多少のコンプレックスを持っていたのだと思います。ゲームは、世間でネガティブなイメージって正直ありますよね。それがあったので会社勤めの頃から、直接お客さんから「ありがとう」と言ってもらえるような生々しい仕事に就きたいという想いがありました。中小企業診断士を目指したのは、その点をすっきりさせたかったからですね。

もちろん、独立する以上、自分の武器を増やすべきとの目的もありました。ゲーム業界のコンサルタントというと、どこか軽く見られてしまう節もありますし、これまでの現場体験からでしか助言できないとなると説得力に欠けますので、幅広い知識と理論が必要と考えていました。それで会社をやめる1か月前にTACに申し込みました。

全力を出し切った1次試験と、養成課程への道

――1次試験はどのように勉強をされたのでしょうか?

1年目は独立したばかりだったので講義の2時間前から予備校で勉強をしたり、土日は丸一日自習室で勉強したりと、仕事以外の時間はまさに勉強漬けの日々を送っていました。おそらく1,000間以上勉強をしたと思います。でも結果的に経営情報システムと企業経営理論しか取れなくて非常に落ち込みましたね。そこで2年目はもっと奮起して勉強しました。最終的には受験する前に「1次は絶対通るだろう」という確固たる自信がつくぐらいまで追い込みました。

科目的には知財は仕事でやっていたので経営法務はそこそこ得意でした。SEの経験から経営情報システムも得意でした。苦手だったのは財務・会計と経済学・経済政策でしたが、ハードな追い込みのおかげで最終的には得意科目になっていました。

――2次も受験されてどうでしたか?

2年目は全科目取る予定だったので、2次の勉強もかなり勉強をしていました。結果ダメだったんですけど、ダメだったことよりも自己採点と得点開示の結果があまりにもかけ離れていたことがショックで「この試験は何をしたら正解なのかわからない」とまさに絶望的な気持ちになりました。既に独立してコンサルタントをやっていたこともありましたので、とにかく急いで資格が欲しいという想いが強かったのでこの時は相当焦りましたね。

志摩 晃司

志摩 晃司  取材の匠メンバー、中小企業診断士

1981年生まれ。長野県上田市出身。大学卒業後、WEB広告代理店、コンテンツプロバイダにて営業を担当する。その後テレビ局に出向し、アイドルの動画配信などインターネット×エンタメプロジェクトを担当する。2013年より独立。新規事業のサポートやセールスプロモーションを行っている。趣味は登山とキックボクシング。

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