【神貴知さんインタビュー】 診断士資格は目的ではなく、夢を実現するための手段

【神貴知さんインタビュー】 診断士資格は目的ではなく、夢を実現するための手段

【第1回 思い立ってすぐ始めた試験勉強 ~考えるより行動~】

【神貴知さんインタビュー】

4月からの学習開始で8月の1次試験、10月の2次筆記試験を突破した神さんに、資格取得を目指したきっかけや学習法、今後の展望について伺います。1回目の今回は、資格取得を目指したきっかけや、学習スタイルについてお聞きしました。

先に決めていた『独立』

――診断士資格の取得を目指したきっかけを教えてください。

約20年学生をして、約20年サラリーマンをして、次の20年は自分で何かやってみたいと思い、「独立しよう」と決めました。ずっとサラリーマンを続けるのも面白くないと思いまして。元々コンサルティングファームに勤めていたこともあり、コンサルティングをやりながら、いつか自分の事業も考えられたらいいな、と考えました。

でも、自分の持つ人脈だけでは独立後に安定して顧客獲得できるか不安がありました。ふと、診断士資格を取ることが顧客獲得やいろいろなリスク回避に繋がるのではないかと考えました。そう思ったのが4月で、調べたら8月が1次試験だと分かり、すぐに勉強を始めました。

――診断士資格の取得を機に独立したわけではないのですね。

はい。「診断士資格を取ったから独立した」のではなく、「独立に当たって診断士資格を目指した」ということになります。すぐに独立する予定ではなかったので、しばらくは勉強に集中してもいいかな、と考えていました。

独学で学習を開始 ~ 情報に振り回されず、自分のスタイルで ~

――使用した教材について教えて下さい。

受験校に通ってインプット学習からじっくり進めるというタイミングではなかったですし、あまりお金もかけたくありませんでした。いくつかある通信系の教材の中から、サンプルをもとに『診断士ゼミナール』を選びました。

1次試験対策としては、往復1時間半くらいの通勤電車の中で診断士ゼミナールの映像や音声の教材を視聴し、休日は過去問を繰り返しました。使用した教材は診断士ゼミナールのものだけで、分からないことはネットで調べたりしました。

他にも色々な教材があることはネットの情報などで知ってはいましたが、あれこれ試している時間はありませんでした。映像や音声の教材を使って電車内で学習することは思いのほか楽しく、気持ちが途切れることなく学習を継続することができました。私に合っていたのかもしれませんね。選んだ教材が自分に合っていたことは、ラッキーだったと思います。

1次試験合格後、診断士ゼミナールの教材と過去問を使って2次試験対策を始めました。過去問の学習に当たっては、「ふぞろいな合格答案」を2年分と、同じくふぞろいシリーズの「ふぞろいな合格答案 10年データブック」を使用しました。

模試は1次、2次それぞれTACの公開模試を受けました。TAC模試を受けたのは大手だからというのもありますが、他にどんな模試があるか知りませんでした。独学で情報が少なく、受験校ではどんな指導をしているのか、他の受験生がどんな勉強をしているか、ほとんど知りませんでした。

――学習計画や学習時間について教えて下さい。

私は普段からきちんとスケジュールだって物事に取り組むことが無いので、明確に最終目標を立てるだけで、細かい計画は立てていませんでした。いつまでにこの範囲を終わらせようと思っていても、納得いかないところがあると分かるまでずっと続けたりしていたので、その日その日の雰囲気で進めていた感じです。ですので、何時間勉強したという記録も残していません。

1次試験に向けては、休日は一日中勉強していたものの、平日は通勤時間が中心で夜も遅くまでは勉強していませんでした。2次試験に向けては試験勉強に集中できる状況にあったので、平日も相当勉強していました。久しぶりに真剣に勉強した気がします。

鈴木 博

鈴木 博  取材の匠メンバー、中小企業診断士

1971年生まれ。静岡県浜松市出身。大学院修士課程修了後、電機メーカーの経営企画管理部門にて生産管理、経営企画、経営管理などの業務に従事。より汎用性のある知識やスキルの習得のため、中小企業診断士資格の取得を目指し、2019年度に2次試験合格、2020年5月に診断士登録。登録1年目の今年は、受験者支援団体での活動を中心に、新型コロナ沈静化後の活動の方向性を模索中。趣味は大学生時代から続けているビリヤード。

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