【神貴知さんインタビュー】 診断士資格は目的ではなく、夢を実現するための手段

【神貴知さんインタビュー】 診断士資格は目的ではなく、夢を実現するための手段

【第3回 次の20年に向けたスタート ~診断士はゴールではない~】
過去の記事:第1回第2回

【神貴知さんインタビュー】

4月からの学習開始で8月の1次試験、10月の2次筆記試験を突破した神さんに、資格取得を目指したきっかけや学習法、今後の展望について伺います。3回目の今回は、短期間で合格された神さんのバックグラウンドや、今後の展望について詳しくお聞きしました。

試験に役立った業務経験や習慣

――経営企画の業務に長く携われていたことは、試験に生かされたでしょうか。

企業経営理論・運営管理・財務会計の領域は業務上の知識が生かされたところはあったかと思います。経営情報システムについては、IT系の会社にも勤めていましたが、多少知っていることがある程度で、大半は今回の試験のために新たに勉強しました。

1次試験の問題文の言い回しに慣れるのには苦労しましたね。日常業務や書籍で接する日本語とは別のものだと認識し、診断士試験特有のものとして理解するように努めました。

――読書が趣味とお聞きしましたが、どんな本をどれくらいお読みになるのですか。

本を読むことは昔から好きで、家の中は本だらけです。工学部出身の理系人間ですが、その中ではかなり読んでいるほうだと思います。最近はあまり読めていませんでしたが、通常は小説とビジネス系とあと1冊という風に、3冊を同時並行で読んだりしていました。出かけるときも常にバッグには本を1冊忍ばせていて、すきま時間があればサッと取り出して読んだりしていました。

こんな感じで読書量は多い方なので、多少は与件文を読むのには役立ったかもしれませんが、実際はかなり苦労しました。

今後の展望について

――試験合格から現在までの状況について教えて下さい。

実務補習で5ポイント、実務従事で10ポイントを取得して、5月に診断士登録を完了しました。診断士協会には入りましたが、研究会にはまだ入っていません。

現在は『取材の学校』を通じた執筆案件と、以前の仕事関連のアドバイザー的な仕事、あとは補助金関連の業務を行っています。

――今後の展望について教えて頂けますでしょうか。

私は「独立する」という決断が先にあり、独立にあたって役に立つであろうと考えて診断士資格を取得しました。診断士ならではの活動も含め、もっと色々なことにチャレンジしたいと思っています。診断士として活動を始めてみると、色々な場所で色々な人に出会い、色々なことを知ることができました。そしてそれは今後何をするにしても貴重な財産になると思いました。資格を取得した先に、思いのほか広く深い世界があった感覚です。少なくともここ1年は診断士活動を通じて広がった世界で色々勉強しようと思っています。

次の20年は独立して仕事をしようと考えて独立しましたので、いつか自分の事業を始めたいとも考えています。ただ、すべてがうまくいくとは限りませんので、コンサルティング業務と自分の事業を半々くらいのバランスでやっていければと考えています。診断士資格は、自分で事業をするのにも、他社のコンサルティングを行うのにも、どちらにも生かせると思っています。

診断士資格を取得し、活動する中で、これまでは考えていなかった将来の活動のイメージの輪郭が見えてきました。取材の学校や診断士協会を通じた取り組みを1つのプラットフォームとして周囲との関係性を持ちながら、新しいチャレンジを広げていきたいと考えています。

鈴木 博

鈴木 博  取材の匠メンバー、中小企業診断士

1971年生まれ。静岡県浜松市出身。大学院修士課程修了後、電機メーカーの経営企画管理部門にて生産管理、経営企画、経営管理などの業務に従事。より汎用性のある知識やスキルの習得のため、中小企業診断士資格の取得を目指し、2019年度に2次試験合格、2020年5月に診断士登録。登録1年目の今年は、受験者支援団体での活動を中心に、新型コロナ沈静化後の活動の方向性を模索中。趣味は大学生時代から続けているビリヤード。

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