【中川雅雄さんインタビュー】 足掛け5年で合格!勉強法は楽しさを忘れず戦略的に!

【中川雅雄さんインタビュー】 足掛け5年で合格!勉強法は楽しさを忘れず戦略的に!

【第2回 自分に合った勉強方法を試験に応じて柔軟に選択】
過去の記事:第1回

【中川雅雄さんインタビュー】

2015年から中小企業診断士の勉強をはじめて、5年後の2019年に1次試験を突破し、2次試験は1回で合格された中川さん。第2回は実際に取り組まれた勉強方法について伺いました。

独学を貫いた1次試験

――突破に5年かかった1次試験の勉強法は?

1次試験はずっと独学でした。最初の3年間は「テキストを購入してその理解に努める」というスタイルでしたね。テキストの重要部分にマーカーを引き、解らないところはネットやYouTubeで検索して調べた内容や、過去問題集を解いた時の注意点なども全てテキストに書き込みました。最終的にはテキストはバイブルのようになっていましたね。

ただ、残りの2年間は勉強方法を変えました。3年間勉強をしてきたので、ある程度地力が付いてきたこともありますが、お手製のバイブルになったテキストはさらっと目を通す感じで、TACのスピードテキストを解いて、間違ったところはテキストに戻って振り返り、正しい答えと正答を導くエッセンスを記載した自作の「間違い集」を作って書き加えました。

――通学とか通信での勉強は検討されなかったのでしょうか?

通学は時間を縛られるのが嫌だったので、そもそも選択肢には入らなかったですね。自分の性格がマイペースなので、その影響が大きかったと思います。

通信は独学でやっていることとそんなに変わらないなと思っていましたし、そもそも1次試験では7割を取ることを目標にしていたので、ネットとかで調べて分からないような問題の深追いはしないように気を付けていました。なので、自然と独学に落ち着きました。

独学で1次試験合格を目指す場合は、わからない問題へのこだわりは捨て深追いをしないことが大事だと思います。

独学をやめて通学を選択した2次試験

――2次試験の勉強はいつから始めましたか?

1次試験の時は、1次試験突破に集中していたので、2次試験の勉強は全く何もしませんでした。
ブログの記事とかを読んで、2次試験の勉強は先にしておいた方が良いというのは知っていましたが…。

なので、まずは2次試験の勉強法をどうするかから考えはじめたわけですが、2次試験の難易度の高さは知っていたので、「今年の受験経験から反省点を洗い出して来年勝負する」とその時は思っていましたね。

――2次試験で通学を選択した理由は?

1次試験は正答がありましたが、2次試験は正答がわからないことが一番大きかったですね。
1次試験は必要な知識をテキストから学んで問題に当てはめる試験なので独学でもやれると思いました。一方、2次試験は答案を書くノウハウが試される試験だと感じたので、それを独学で習得するのは厳しいと感じたことが一番影響しました。

なので、ノウハウを学ぶことを一番に考えると、通学を選択するのが合理的と自分は考えました。
ただ、学校選択は検討する時間がなく一番有名そうな受験校という安易な決め方にはなりましたが。

――初めての通学の勉強はいかがでしたか?

記号のつけ方とか線のひき方とか、教えてもらった具体的な解き方のノウハウをまねることを心掛けました。その中で大きかったのは、「2次試験は思っていたほど難しい試験でない」と思えるようになったことですね。2次試験は国語の試験だなと。与件文から解答に必要なネタを探し、方法論やキーワードの抜け漏れがない文章を制限時間内で編集する試験という感じでしょうか。

なので、2次試験までの期間は、その編集作業を自分が試験の制限時間内に効率よくできるようになることを意識し、2次試験対策の本や過去問は一切使わず、通学先の演習問題だけを解いて2次試験に臨みました。その勉強法で2次試験を1回で合格できたことを本人が一番驚いています。

中野 尊寛

中野 尊寛 取材の匠メンバー、中小企業診断士

1970年生まれ。高知県高知市出身。大学卒業後、マーケティングリサーチ会社へ入社。自動車産業を中心に、商品・サービス開発の良し悪しを決める顧客ニーズの把握に必要な情報収集・活用に関するコンサルティング業務を長年担当。2020年8月中小企業診断士登録。現在は企業経営にマーケティングの顧客視点を積極的に取り入れる活動にも従事。趣味は登山と海外でのドライブ旅行。

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