【宮田昌尚さんインタビュー】 挑戦することは自分にとっての必然

【宮田昌尚さんインタビュー】 挑戦することは自分にとっての必然

【第1回 合格年度に見つけた勉強方法】

【宮田昌尚さんインタビュー】

2019年度の診断士試験合格を果たした宮田昌尚さんは、マスメディアの会社で営業部門を中心に長年勤務し、50歳を過ぎてからの挑戦でした。合格年度につかんだ「合格の秘訣」を明るい笑顔で教えてくれました。

合格までの道のり

――診断士試験合格までの道のりを教えて下さい

1回目の挑戦は2016年です。当時は53歳なので今思うと若いですね!(笑)。通信教育の教材は取り寄せたものの手がつかないままのところに、実家の熊本県で地震が起きました。試験は申し込みましたが、ほとんど準備できずに会場に向かっていました。

――結果はどうでしたか?

財務・会計と企業経営理論の2科目合格でした。その頃は、財務部門に異動して仕訳から勉強した時期で、日商簿記3級を取って2級に挑戦していました。企業経営理論は、長年のビジネス実務で得た知識や会社のマネジメント研修等で学んでいたものが生きたのだと思います。

2回目の2017年は合格が近いと思って臨んだのですが、なんと科目合格が1つだけ。それなりに準備を進めたつもりでしたが、思う以上に記憶が定着しない。それぞれの科目が合格点に少しずつ足りていませんでした。3回目の2018年で残り4科目に合格し、2次試験に進みました。一気に合格を目指したかったのですが、1次対策で精一杯になっていて、2回目の2019年度になんとか2次合格となりました。

最初に中小企業診断士の試験科目を見たとき、これまで身に付けた知識と経験から考えると、“受かってもよさそうな試験”と勝手に感じて始めたのですが、甘かったですね。なかなか苦労しました。

合格年度の勉強方法

――合格された年は何か勉強方法を変えたのですか?

問題演習から入るやり方を中心にしました。過去問を中心に問題を解いて、解けなかった所を振り返るという手順の方が、知識の定着もずっと早いことがようやく分かりました。インプットから入るやり方だと、テキストを読むのに時間がかかってしまって、論点のポイントがつかめずに頭の中で整理できないことがあります。自分の場合は、最初の入り口のところでじっくり時間をかけてしまうタイプなので、順を追って進めるやり方だとどうしても時間がかかってしまっていました。

――アウトプット中心のやり方に変えたのですね。

そうですね。もちろんある程度のインプットは大切です。あまり深くのめり込まずに手早くインプットして、早めに問題に取り掛かるということですね。最近は理論をマンガで解説したような本もたくさん出ていますので、苦手なジャンルはそういったのをサッと読んでから問題に取りかかるというのもいいと思います。インプットはサッと、アウトプットはじっくりと。結果論でありますがそれがよかったのだと思います。

継続させる秘訣は、楽しくやる!

――勉強を継続させることに苦労したことはありますか?

平日仕事で疲れてなかなか勉強が手につかないことはよくありました。ただ、一度勉強に集中できると頭の切り替えにもなってよかったですね。仕事で困ったことがあった時にも、違うことを考えるのが方向を変えるよいきっかけになることもありますし。

――勉強する事それ自体が息抜きのような感覚ということですか?

勉強することは嫌いではなかったですし、楽しいと言っていいですね! もともと試験科目に興味があったわけですし、仕事には当然役に立ちます。人的資源管理の内容なんか仕事に直結しますよね。目先の仕事から一瞬離れて、なおかつ仕事の事を学べるわけですから、自分にとってよい組み合わせになっていたのだと思います。

宮本 昌明

宮本 昌明 取材の匠メンバー、中小企業診断士

2019年中小企業診断士試験合格。都内文具店勤務。法人営業に9年、営業事務に1年従事。顧客開拓、イベント企画、販促企画、業務改善等、社内外に係る様々な業務を経験。

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