【山田さんインタビュー】
20代で合格! 受験仲間との出会いで変わった、勉強法と合格後の世界

【山田さんインタビュー】<br>20代で合格! 受験仲間との出会いで変わった、勉強法と合格後の世界

【第1回 受験のきっかけと1次試験の涙】

【山田さんインタビュー】

20代で中小企業診断士試験に合格した山田さん。しかし、30歳未満で中小企業診断士を受験するのは全体の17%程度。さらに、女性は全体の1割程度しかいません(令和2年度中小企業診断士第1次試験に関する「統計資料」 https://www.j-smeca.jp/attach/test/r02/r02_1ji_toukei.pdf)。
受験生のメイン層から外れている山田さんが試験に挑まれたのには、どのような経緯があったのでしょうか?

きっかけは、「経営の知識×国家資格の響き」

――中小企業診断士という資格をどこで知りましたか?

大学卒業後に入社した今の会社が製造業で、経営企画部門で製品の予算や見積原価を算出する仕事をしています。仕事で役立つと思い日商簿記検定2級を取得して、その後に何の資格を受けようかと調べているときに知りました。

――他にも様々な資格がある中、どうして中小企業診断士を選ばれたのですか?

企業の経営に関わる知識を横断的に学べるからですね。日商簿記検定1級も検討したのですが、少し専門的すぎると感じました。経営企画部門で働いているので、その周辺知識を身につけることで、自分の仕事を具体的にどうしていけばいいのかを考えるのに役に立つと思い、中小企業診断士を選びました。それから、国家資格という響きがかっこいいと思ったので(笑)。

1次試験で流した涙

――受験を決めてからどのように勉強してきましたか?

2017年の1月から、受験校の1.5年コースに通って勉強を始めました。このコースでは、1年目の1次試験で暗記要素の強い経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策の科目合格を目指します。そして2年目に、残りの4科目と、2次試験の合格を目指すという計画です。計画通り、2018年度の試験に合格することができました。

この受験校は、試験に関する情報を多く持ち、教材の質もよかったので、特に1次試験では役に立ちました。ただ、経済学・経済政策は苦手でした。その対策として、受験校以外のテキスト「試験攻略入門塾速習!ミクロ経済学」、「試験攻略入門塾速習!マクロ経済学」(どちらも、石川秀樹著、中央経済社)と併せて学ぶことで克服しました。

――計画通りに合格できて、順風満帆だったのですね。

ところが、そうでもありませんでした。1年目の1次試験で受けた3科目のうち、経営法務だけ合格点に届きませんでした。

これはまずいなと思い、苦手意識を克服するためにビジネス実務法務検定試験2級を受け、取得しました。でも、「これでいける!」と挑んだ2年目(2018年度)の経営法務は非常に難化して、36点、足切りでした。翌日に自己採点したのですが、「4点足りない!」と思わず泣きましたね。

その後、経営法務に8点の加点調整が入り、無事に1次試験通過できたのでよかったですが、自己採点で40点に満たないと知ったときは、2次試験に受かったとき以上に泣きました。

――振り返ってみて、1次試験を合格するためのアドバイスをお願いします。

1次試験は、努力が結果に反映される試験だと思います。一方で、難化などの運に左右されることもあります。どうしようもないときはどうしようもないと、割り切ることも大切です。特に、模試と本番は違うので、模試の結果に引きずられないようにしてください。

山部 浩平

山部 浩平 取材の匠メンバー、中小企業診断士

山部中小企業診断士事務所所長。1986年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、映像制作会社に勤務し、クリエイターの人事評価制度の策定に寄与。2019年中小企業診断士試験に合格、2020年5月に登録。埼玉県中小企業診断協会所属。モットーは「理論なき行動は無、行動なき理論は死」。中小企業診断士の支援が広く行き渡る社会をつくるために、中小企業診断士の数を増やそうと画策中。

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