【山田さんインタビュー】<br><a>20代で合格! 受験仲間との出会いで変わった、勉強法と合格後の世界

【第2回 世界を広げる仲間との出会い】
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第1回

【山田さんインタビュー】

涙ながらに1次試験を乗り越えた山田さん。2次試験では、若さゆえの知見の狭さをカバーするために、積極的に勉強会に参加していろいろな人から意見を聞きました。そしてそれは、試験勉強以上に価値があるものになりました。

勉強会で知見を広げた2次試験対策

――2次試験はどのように勉強されましたか?

引き続き受験校に通う一方で、受験生支援団体のタキプロが主催する勉強会に参加し始めました。受験校の卒業生や同期から勉強会を紹介いただき、受験校以外の人の話も聞いてみたいと思い、参加しました。

――勉強会ではどのようなことを学べましたか?

多面的な視点で2次試験の考え方を学べました。受験校は、自分の解答を講師に出し、それに対してフィードバックが「〇」「△」「×」と講師からの評価コメントのみなんですよ。一方、勉強会では、他の同じ受験生の解答を見ることができ、その上で「なぜそう考えたのか」という解答の根拠を受験生同士で共有できたのが、とてもよかったです。また、昨年度の合格者の話を直接聞いたり、他の受験生と話したりしながら勉強できたのは、自分にとってとても有益で、多面的に解答を見る・書く力がつきました。

――受験生に、2次試験のアドバイスをお願いします。

100点を目指すのではなく60点を取れればいい試験なので、模試の結果に左右されすぎないでほしいですね。模試の順位を見て、受験仲間より悪かったからといってネガティブになるのではなくて、それを復習して頑張れるものだとポジティブに捉えていただければと思います。

解法については、私は通っていた受験校の解法を100%身につけてはなくて、他の受験校から出ている参考書や、他の受験生やタキプロからおすすめされた方法をいろいろ織り交ぜながら、自分流の解法を築いていきました。

受験で得たのは知識だけじゃない?

――1年半、諦めずに続けられた秘訣はありますか?

勉強会で仲間と励まし合えたのは大きかったです。一緒にいて、頑張ろうという気持ちになりました。それから、こんなことを言うと怒られるかもしれないですけど、最初に受験校の受講料を払ってしまったので…無駄にするわけにはいかないと(笑)。

――合格したときはどんなお気持ちでしたか?

会社のトイレで2次試験(筆記)の合格を確認したのですが、喜びと安堵で、ガッツポーズが出ました。ただし、大声を出さないように気をつけました(笑)。そして、先着順で締め切られてしまうのですぐに口述試験の対策セミナーに申し込みました。

――受験生時代に得られたものは何かありますか?

知識と人脈です。
1つ目の知識は、今の仕事が自社製品に関わる部分だけだったので、生産管理や財務の難しい知識など、これまで関わりのなかった分野の知識を学べました。例えば、キャッシュフロー計算書の見方は、日商簿記検定2級では範囲外なので、そのような知識を得られたのは大きかったです。また、2次試験の勉強では「問題と課題は違う」といった、論理的に考える力も身につきました。

それから、2つ目の人脈は、社会人になってからの交友関係が会社の人か学生時代の友人しかいなかったのですが、同じ受験生や先輩診断士と関わるようになりました。バックボーンや物事の考え方がまったく違い、年代も20代から50代くらいの方までいらっしゃって、そんな人たちと一緒に仲良く切磋琢磨できたのは、非常にかけがえのない大切な経験でした。今でもそのメンバーとは交流があります。

山部 浩平

山部 浩平 取材の匠メンバー、中小企業診断士

山部中小企業診断士事務所所長。1986年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、映像制作会社に勤務し、クリエイターの人事評価制度の策定に寄与。2019年中小企業診断士試験に合格、2020年5月に登録。埼玉県中小企業診断協会所属。モットーは「理論なき行動は無、行動なき理論は死」。中小企業診断士の支援が広く行き渡る社会をつくるために、中小企業診断士の数を増やそうと画策中。

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