【山田さんインタビュー】
20代で合格! 受験仲間との出会いで変わった、勉強法と合格後の世界

【山田さんインタビュー】<br>20代で合格! 受験仲間との出会いで変わった、勉強法と合格後の世界

【第3回 企業内診断士でも、企業外に世界を広げられる】
過去の記事:第1回第2回

【山田さんインタビュー】

受験仲間と切磋琢磨して学び合い合格を勝ち取った山田さん。仲間とは今も、深い交流があるようです。試験合格後はどのような活動をしているのか、また、受験生へのメッセージもお聞きしました。

受験生支援活動の承継

――試験に合格してからは、どのような活動をしてきましたか?

合格後の1年間は、受験生の支援活動を行っていました。ありがたいことに、「こんな活動があるのだけど、一緒にやらない?」と声をかけていただいたので、積極的に参加しました。

具体的には、2次試験の参考書の執筆と、タキプロ勉強会の運営を他の同期合格者と一緒にしました。勉強会は、週に一度、20人くらいの受験生とタキプロのメンバーで会議室に集まって、2次試験の演習やその解答についてのグループディスカッションを行いました。試験の当日には、会場に受験生の応援に行きました。合格後の1年間しかできない活動ですが、受験生の支援活動は楽しかったです。

――受験生支援の中で、心に残っていることはありますか?

中小企業診断士試験は難しいじゃないですか。でも、その試験に取り組もうとしている、合格を志している人たちには、いろいろな想いがあります。そのような方々が、最初に勉強会に来たときは「わからない」「自信がない」と言っていたのが、試験直前の秋に演習の答案を見ると、とても上達、成長されていました。そして、見事に合格して「受験生支援団体のおかげで受かることができました」と言っていただいて、この活動をしてよかったと思いました。

私が受験生のときに、先代の受験生支援団体の方々にとてもよくしてもらえたので、その恩返しとして、受け継ぐことができてよかったです。

企業内診断士でもできる、中小企業の支援活動

――現在はどのような活動をされていますか?

受験生支援団体で知り合った有志のメンバーと一緒に、社会貢献を目的としたチームを立ち上げ、中小企業の支援活動をしています。HPから中小企業に向けた情報を発信したり、小規模事業者の経営支援などをしたりしています。

――今後の活動予定を教えてください。

独立はせず、企業内診断士として活動していこうと考えています。先輩や同期の中小企業診断士の方々と一緒に、中小企業を支援する活動を行いたいです。また、さらなるスキルアップとして、製造業の原価やコストダウンの知識を深めたいです。

――同じように、独立する予定はなくても受験を検討している方もいると思います。

資格取得はスタートなんです。「独立してバリバリ活動していくぞ」という目的で受験される方もいれば、私のように企業内診断士として活動する方もいます。試験に受かった後の道は人それぞれ。でも、試験勉強で身についた知識は、大企業であっても中小企業であっても、企業人として働いている限り、必ずどこかで役に立つはずです。

受験を検討している方は、まず参考書に手をつけて学んでみることから始めてみるのはいかがでしょうか。受験するかどうかの判断は、それからでも遅くないです。

まずは、力の限り

――最後に、中小企業診断士を目指している方にアドバイスをお願いします。

この資格の勉強というのは、100人いたら90人はしんどかったと言います。私もしんどかったときもありました。それでも受験してよかったなと言えるのは、受験した後に、人とのつながりなど得られるものが多かったからです。

勉強中に「こんなことやっていても意味ないんじゃないかな」と思うことがあったとしても、最終的に合格できなくて諦めてしまったとしても、受験期間に得た知識や仲間は無駄にはならないので、ひとまず力の限り取り組んでみてはいかがでしょうか。

山部 浩平

山部 浩平 取材の匠メンバー、中小企業診断士

山部中小企業診断士事務所所長。1986年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、映像制作会社に勤務し、クリエイターの人事評価制度の策定に寄与。2019年中小企業診断士試験に合格、2020年5月に登録。埼玉県中小企業診断協会所属。モットーは「理論なき行動は無、行動なき理論は死」。中小企業診断士の支援が広く行き渡る社会をつくるために、中小企業診断士の数を増やそうと画策中。

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