【小柳絢香さんインタビュー】<br><a>組織再編がコンサルタントを目指すきっかけに <br>~養成課程の合宿で実践力を養う~</a>

【第1回 独学で1次試験突破! 3種類の過去問解説を活用】

【小柳絢香さんインタビュー】

自動車ディーラーでの営業職、コンサルタントのアシスタント経験を経て、中小企業診断士として独立されている小柳絢香さん。第1回は、中小企業診断士を目指したきっかけから1次試験合格までのお話を伺いました。

中小企業診断士を目指したきっかけ

――コンサルタントの世界へ踏み込んだきっかけを教えてください。

学生の頃から、少しでも早く社会で認められる人間になりたいと思っていました。

自動車ディーラーで営業職として働いていた当時、営業努力で新人賞や優秀賞をいただきました。営業としての経験を積めば積むほど、「会社のブランドがなくても社会で認めてもらいたい」無謀かもしれませんが、そんな壮大なことを考えるようになりました。

しかし、最初はどうすればそうなれるのか全く見当がつきませんでした。

――その後、どのように中小企業診断士に出会ったのでしょうか?

私が自動車ディーラーに入社した年度は、組織の再編や営業体制の刷新に取り組み始めた年度でした。自動車業界は古い業界ですから、これまでの常識を変えたいと動き出したんです。

従来のやり方を押し通そうとするスタッフがいる中で、私は上司に背中を押されながら新しいやり方を貫きました。新人教育にも携わり、新しいやり方を広げていきました。

しかし、組織や文化が変わるには何年もの時間が必要でした。私は、この経験から従業員としての視点ではなく、経営視点で見るとどうだったのかと考えるようになりました。また、外部からの支援があれば、もう少しスムーズにいったこともあったのではないだろうかとも思いました。組織変革や経営支援に興味を持ったきっかけです。

そんなとき、中小企業診断士という資格と出会いました。診断士を目指すことを決め、私の願いを叶えてくれる資格だと思い、中小企業診断士事務所へ転職しました。

1次試験の勉強について

――学習形態(独学、通信、通学)について教えてください。

独学で勉強しました。勤務前と勤務後に勉強時間を確保していました。

――学習期間と総学習時間はどれくらいでしたか?

学習期間は1年4カ月ほどです。
2016年4月に勉強を始め、8月までの約4カ月間は2次試験との関連が低い4科目に集中しました。
その年は4科目中、3科目に科目合格できたので、翌2017年に残り4科目を受験し、1次試験に合格しました。

学習は、平日4時間程度、休日7時間程度、休まず行ったので、1ヶ月で130時間程、年間1,500時間以上行っていたと思います。振り返ると、仕事と寝る時間以外のほとんどの時間を学習に当てていました。

――経営情報システムの難易度が非常に高かった2016年に科目合格されていますが、どのような勉強をされましたか?

私は経営情報システムに関する知識が全くなく、テキストを読んでも理解ができませんでした。そこで、「経営情報システムの基礎を身に付けるには良い」と職場で勧められたITパスポートを勉強しました。その後、ひたすら過去問を解き、大手予備校3社の過去問題集の解説をすべて読み込みました。各社で解説の内容が異なるので、読み比べることで理解が深まりました。この3社の解説を読む学習は、経営情報システム以外でも行いました。

みずの

みずの 取材の匠メンバー、中小企業診断士

北海道出身。IT系企業にてシステム開発に従事した後、派遣社員として不動産会社や税理士事務所などで勤務。2019年中小企業診断士試験に合格。現在は執筆を中心に活動中。

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