【高橋弘さんインタビュー】
学習法の工夫で独学ストレート合格 診断士資格を活かし社会に貢献を

<strong>【高橋弘さんインタビュー】<br>学習法の工夫で独学ストレート合格 診断士資格を活かし社会に貢献を</strong>

【第1回 iPadを駆使して診断士試験を突破】

【高橋弘さんインタビュー】

令和2年1次、2次独学、ストレート合格の高橋さん。社会人となって営業や事業開発などいろいろなことを経験する中で、範囲が広いのにかかわらず、価値をだせる中小企業診断士に興味を持ちました。1次試験では iPadを駆使し、効率的な勉強方法を実践しました。また、2次試験では「まとめシート」流! 解法実況(事例Ⅰ~Ⅲ)を完全にコピーするとともに、独学の不安を解消するためPDCAサイクルの回し方を工夫して対処しました。

iPadを駆使した勉強法

――仕事をしながらの1次2次ストレート合格でしたが、工夫されたことはありましたか?まずは1次試験について教えてください。

iPadを使った勉強方法にこだわりました。
医学生が iPadを使って国家試験の勉強をしているという記事を読んで参考にしました。
具体的には、スピードテキスト、問題集、過去問をiPadに入れて、平日は通勤時間を中心に1日1時間半から2時間、土日は3時間から4時間勉強をしました。

―― iPadを使うメリットにはどういう点がありましたか。

①圧倒的に軽いことがあります。本の場合1次試験7科目×3冊で21冊を持つことになりますが、 iPadの場合は一つを持てばいいことになります。

②検索機能があるので情報を探しやすいこともあります。中小企業診断士の勉強に限らず資格の勉強は、テキストと問題集を行ったり来たりしますが、検索機能のおかげで効率的に勉強ができました。

③書き込みが気兼ねなく出来たことがあります。厚い本は書き込みがしにくいですが、iPadなら問題ありません。

ちなみに、iPadは中小企業診断士の勉強で初めて使いました。

独学での2次試験

――2次試験はどのように勉強されましたか。

2次試験で「まとめシート」流! 解法実況(事例Ⅰ~Ⅲ)を使って勉強しました。

このテキストは80分でどうやって解くかの手順について、実況しながら説明しています。それを完全にコピーしました。2次試験まで時間が無かったので、「まとめシート」が出ている6年分だけを完全にやりました。

1次試験が終わった時に、知り合いで中小企業診断士を目指して学習されている方からこの教材を教えてもらいました。結果論ですが、「まとめシート」流!の解き方が自分に合っていたのでしょうね。

――他に気を付けたことはありましたか。

独学だったので、自分の勉強方法で問題ないのか心配でした。PDCAサイクルで学習を管理していましたが、学習するときはDとCだけに集中して、PとAの過程である振り返りは別の時に行うようにしていました。勉強時間と計画時間を意図的に分け、自分の学習を客観的に振り返り、学習計画を立てるように心がけていました。

また、1事例を解くにはまとまった時間が必要なので、本番を想定しながらセクション毎に区切って学習しました。一気に解答作成まで行うのではなく、まず問題を解く前のルーチンから設問の解釈まで行い、その次の日に与件分の確認から解答メモの作成まで行うなど分割して取り組み、各セクションの精度を高めることを意識しました。

本番形式で問題を解いたのは試験の一週間前が初めてです。

――ご家族の協力は得られましたか。

家族は協力的で、勉強の際には席をはずしてくれるとか気を使ってくれました。大変感謝しています。また、コロナ禍で外出しなくて済んだというのは助かりました。
私の方も、皿洗いとか洗濯とかで家族貢献ポイントを稼ぎました。

植田 裕之

植田 裕之 取材の匠メンバー、中小企業診断士
愛知県出身。大学卒業。日系銀行、外資系金融2社に勤務。専門は国際金融、ストラクチャード・ファイナンス。現在は日系IT企業でプロジェクト・ファイナンス、ベンダー・ファイナンスを組成。趣味はマラソン。20年以上格闘してきたゴルフは上手くならず、ほぼ諦めモード。

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