【重谷亮さんインタビュー】
通勤時間は片道2時間40分!通勤電車で勝ち取った合格

<strong>【重谷亮さんインタビュー】<br>通勤時間は片道2時間40分!通勤電車で勝ち取った合格</strong>

【第2回 通勤電車の勉強で1次試験を一発合格した60点合格法】
過去の記事:第1回

【重谷亮さんインタビュー】

ほぼ通勤時間のみの勉強で1次試験を一発合格した重谷亮さん。
通勤時間を活用した学習方法は、多くの受験生にとって参考になることが満載です。

頻出分野の過去問を優先することで効率的に学習

――1次試験は1回で合格ですね。受験校には通ったのですか。

通信講座のクレアールで勉強しました。できるだけ効率よく学ぶために独学より講座を活用すべきと考えました。受験を始めた2018年9月は、長野に勤務していたため、予備校はなく、通信講座を選択しました。また、クレアールの60点合格法という勉強法が自分に合っていると思いました。

――60点合格法とは、どのようなものですか。

試験問題で出題される頻度を研究して、出る頻度が高いものから覚えていき、出る頻度が少ないものは優先度を下げ、最低限のことしかしないという勉強法です。

――具体的にはどのように勉強されたんですか。

1時間ぐらいの講義を聞いた後に、クレアールで出している頻度の高いものから順番になっている過去問の問題集で、講義の該当箇所を解く、というのを続けていました。

あと、それ以外にもクレアールで出している過去問より少し難易度を下げた「千本ノック答練」という問題集を授業後に繰り返しました。

ただ、私は聞いているだけでは、まったく頭に入ってこないというのがわかったので、ひたすら問題を解くようにしました。

――他の教材は使いましたか。

1次試験はひたすら同じ問題集を使っていましたね。同じ問題を解くことで知識の定着を図りました。

財務会計は計算問題を繰り返す

――得意科目はありましたか。

あまり意識はしていませんでしたが、結果としては、1次も、2次も財務会計が得意だったようです。

――何かコツがあったんですか。

実際の会計の業務に携わったことがなくても、数字があまり嫌いでなければ、計算方法がしっかり頭の中に入っていると、解くことができるのではないかなと思います。計算方法を頭の中に入れるために、計算問題を繰り返し解くのがおすすめです。

先ほどお話したiPadを使うと、計算問題もiPad上で問題に直接書き込みながら解けます。そして、書き込みは一瞬で消せるので、次やる時に全部消して、問題の上に直接書いてというのがやりやすかったですよ。

座布団は全受験生におすすめ

――1次試験日当日のことを教えてください。試験当日の過ごし方で心がけていたことは、ありますか?

1次試験、2次試験問わず、試験の間は感じのいい人でいようと思っていました。ゴミを捨てないようにとか、問題をもらったら「ありがとうございます」と言うとか、消しゴムのカスとかも捨てないようにとか、できるだけいい人でいようと思っていました。特に2次試験の解答は公表されないじゃないですか。どこで何を見られているかわからないですからね。

もう一つは、できるだけ楽しむ。試験問題が配られたら無理にでも笑う、必ず笑うようにしていました。笑顔を作ることで緊張がほぐれるんですよね。

また、休憩のときは糖分を取って脳に栄養補給して、できるだけ外に出て気分転換するようにしていました。

――受験生におすすめしたいものはありますか。

座布団です。試験中、長時間座っているのでお尻が痛くなるのですが、座布団があるとだいぶ楽になります。ホームセンターとかで売っている普通のもので十分です。ちょっと荷物にはなりますが、ぜひ全ての受験生にお勧めしたいですね。

第3回では、試験直前までとんちんかんな解答を作成していた重谷さんが2次試験突破につながった「勉強会」と「今後の診断士活動の考え方や思い」をうかがいました。

柏村 斉

柏村 斉 取材の匠メンバー、中小企業診断士

1981年生まれ。千葉県出身。経営コンサルティング会社勤務。建設コンサルタント会社でエンジニアとして、土木インフラの構想・計画策定や設計業務等に従事した後、経営コンサルティング会社でBPR・DX・経営戦略策定支援などに従事。土木分野のコンサルティングとWebマーケティングに強み。2021年に診断士登録し、千葉県診断士協会に所属。保有資格は、中小企業診断士、技術士(上下水道部門)、PMI認定PMP等。

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