【寺本祐太郎さんインタビュー】
勉強は楽しく効率的に。合格でついた自信

<strong>【寺本祐太郎さんインタビュー】<br>勉強は楽しく効率的に。合格でついた自信</strong>

【第3回 継続するために勉強を楽しむ】
過去の記事:第1回第2回

【寺本祐太郎さんインタビュー】

診断士試験の受験を検討している人と受験勉強中の人に向けて、寺本祐太郎さんのご経験を基にアドバイスをいただきました。

足りなかったピースが予備校の講義ではまる

――2次試験に不合格となった翌年から予備校通学を始めました。どのような変化がありましたか? 

答案の品質とその作成プロセスが安定するようになりました。どんな事例問題でもすごくよくはないけど悪くもない一定の範囲に収まるようになり、試験直前期の模試では多くの事例でA判定。8割程度の確率で合格できるのでは、という手ごたえをつかんだ状態で試験本番を迎えることができました。

――具体的には、どのような点がよかったのでしょうか。

予備校の授業でよかったと感じたことは二つあります。

一つは、設問文をよく読むこと。

もう一つは、自分流の再現性ある解答プロセスを作って固めること。本番で時間不足に陥るなど失敗しないようにするために、過去問や模試など問題演習で毎回、同じプロセスで処理して答案を作成するようにしました。

いずれも、独学の時にはあまり意識していませんでした。例えるなら、パズルで自分に足りなかったピースが見つかり、はめることができたという感じでした。

――予備校での学び以外に、合格のポイントだと思うことはありますか? 

繰り返しになりますが、自分流の解答プロセス固めをしっかりできたことが1番のポイントだと思います。そのために問題数もある程度こなしました。予備校の演習問題や模試のほか、過去問10年分くらいを2回ずつくらい解きましたね。

ポイントは、2次試験を知ることと、財務・会計に注力すること

――合格のためにやってよかったと思うことを教えてください。

対策を始めた当初に『中小企業診断士 2次試験事例攻略のセオリー<平成25年度版> 2013年 村井 信行(著)、岩田 幸大(著)、山口 憲二(監修) ダイエックス出版』を読んだことですね。ネットでこの本を勧める記事を読んで買ったおかげで早期に2次試験のことを知ることができました。これがなかったら路頭に迷っていたと思います。あとは、先ほど言ったとおり、財務・会計に注力したことと、予備校の門を叩いたことですね。

――逆に、合格のためにやらなくてよかったと思うことは? 

やらなくてよかった、無駄だ、と思うことはあまりないかもしれません。過去問をあれほど数多く解く必要があったのか、と思うことはあるのですが、やはり無駄ではなかったような気がします。

――結果的に効率的な選択ができていたのはすばらしいですね。本業など普段からも何か意識していますか? 

そうですね。とりあえず始める、ということはしないですね。目標達成に向けて必要かなと思うことを見定めてからやるように心掛けています。

息抜きをしながら、勉強自体を楽しむ。そして続ける

――診断士試験の受験を検討している人に、アドバイスをお願いします。

「単純に勉強自体が面白い」と、「合格すると自信が持てる」ですね。学びにより景色が広がる楽しさがあり、合格すると一定の自信を持てるようになります。資格を取っても何も変わらない、という意見を持つ人がいるかもしれませんが、そんなことはないと思います。ぜひ目指してください。

――合格を目指して勉強している人に、合格の秘訣をアドバイスしてください。

勉強を楽しく続けられるように工夫してみてください。辛くなると、勉強が続けられなくなります。疑問に思ったことを解消していくこと自体を楽しみながら、勉強に根を詰めるばかりではなく趣味や家族との時間も大切にして、バランスを取りながら勉強を続けていくことが大事だと思います。

齋藤 昌平

齋藤 昌平 取材の匠メンバー、中小企業診断士

東京都出身。大学卒業後、メーカー2社で約9年半、総務部、人事部、経営企画部、広報部にて業務に携わった後、現在の勤務先である医療系事業会社に入社。以来約7年間、総務部にて固定費の大幅な節減や業務効率改善等を含む広範にわたる管理業務に従事。2020年中小企業診断士登録、東京都診断士協会城西支部に所属。趣味は、サッカー・フットサル、海外サッカー観戦。

拓け!中小企業診断士の扉~受験奮闘編~カテゴリの最新記事