【向井裕人さんインタビュー】 社会に貢献する診断士になるために、過程を楽しむ計画的学習を実行!

【向井裕人さんインタビュー】 社会に貢献する診断士になるために、過程を楽しむ計画的学習を実行!

【第1回 ぼーっと過ごす週末を、社会貢献に変えるために実行したこと】

【向井裕人さんインタビュー】

完全独学で2018年に1次試験4科目、2019年に1次試験3科目、及び2次試験を合格された、向井裕人さんのインタビューを3回に分けてご紹介します。向井さんは、これまで自動車の生産準備支援やCADソフトの開発に従事されていましたが、診断士合格後に異動となり、現在は経営企画の業務に携わっています。
第1回は、過程を楽しみ試験に立ち向かったプロセスや、計画的な勉強スタイルをご紹介します。

現在の仕事と診断士の関連について

―まずは、現在の仕事について教えてください。

経営層の指示の元で、会社のビジョンや年間計画、戦略の策定に携わっています。それに加えて、各部門の活動進捗の確認とフォローもおこないます。

――現在の仕事の中で診断士の資格が生かされそうな場面はあるでしょうか。

いろいろな場面で学んだことを活かせると思っています。
企業経営理論の知識に加えて、実務補習等で習得したフレームワークを元に色々な提案ができそうです。

目標を達成するために「凡事徹底」する勉強過程

――診断士を目指したきっかけは何でしょうか

普段どちらかというと、ぼーっとしてTVを見ているほうが好きなので、特に土日も活動しないことが多かったです。歳を取ってきたためか、4年ほど前に社会と接点を作り、何らかの形で貢献したいなっていうぼんやりとした想いがありました。社会貢献という意味では、当初はオリンピックで来日する外国人に通訳として貢献できればと思って、英語を勉強していましたが、やっぱり自分がずっと住んでいる日本で貢献できる、中小企業診断士を目指そうと考えました。

――勉強のスタイルを教えてください。

一言でいうと「凡事徹底」ですね。計画を立てて毎日継続することです。受験期間中には情報処理、TOEIC、簿記2級も同時に受けていたので、毎日少しずつでも勉強していました。

――他の資格と並行して勉強されたのはすごいですね!どのように時間を確保したのでしょうか。

勉強時間は平均して1日に2、3時間くらいでした。診断士試験を始めてから勤務の昼休みの時間には全て勉強に当てました。勤務後には帰り道にある図書館や喫茶店へ行き、そこで勉強しました。家だとテレビを見てしまったり、寝てしまったりしてしまうので。元々は煙草を1日に20本ほど吸っていましたが、勉強時間を確保するために禁煙しました。煙草を吸う時間はもちろん、煙草を買いに行く時間、喫煙所まで移動する時間を考えると1日当たり1時間半くらいは可処分時間が増えました。

――うまく時間を作られたということですが、毎日勉強するとか、細かいところも徹底してやりきることはなかなかできるものではないと思います。こういった考えができるようになったきっかけはありましたか。

大学受験時に、勉強方法が分からず成績も伸びず大変苦労しました。それでも何とかしようと自分で計画表を作り、教科毎に勉強した時間を記録していました。あるとき、勉強しない期間が1週間くらいあると、その科目の内容が頭から飛んでしまうことに気付いたのです。それからは、毎日少しの時間でも一通りの科目に目を通すことにしました。バラっと教科書をだけの時もありましたが、勉強は薄くても重ねていく方が効率的と思っています。毎日続けることが大切です。

――計画を立てる上で、どのような目標設定をされたのでしょうか。

混同しがちな全体目標と行動目標を切り分けるようにしていました。
試験で合格する、合格点を取る、という目標はKGIであって、具体的な行動目標としてはKPIを設定しなければいけません。KGIを達成するためにコントロールすべきは、KPIです。具体的には、科目毎の勉強時間、問題を解いた回数、参考書を読んだ回数などの行動目標をKPIに設定しました。目標を立てるときにはいつも意識しなければいけないことですね。

第2回は、診断士試験の具体的な勉強法についてうかがいます。

齋藤 宏晃

齋藤 宏晃 取材の匠メンバー、中小企業診断士
2021年中小企業診断士登録。神奈川県在住。製造業に従事しプロボノを中心に診断士活動を行う。

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