【熊本裕樹さんインタビュー】中小企業診断士合格によりさらに強まった家族への感謝の思い

<strong>【熊本裕樹さんインタビュー】中小企業診断士合格によりさらに強まった家族への感謝の思い</strong>

【第1回 家庭と試験勉強の両立を目指して】

家族の応援と明るく前向きな性格を武器に中小企業診断士試験を見事クリアした熊本裕樹さん。第1回は中小企業診断士を目指したきっかけから、合格してから感じたこと、どのように家庭を大事にしながら、試験勉強と両立させたかを聞きました。

学ぶことのよろこびから

――中小企業診断士試験を受験した経緯について聞かせてください。

子どもと一緒に船に乗りたいなという思いから2級小型船舶操縦士を取得しました。その時、勉強をしているということが楽しくて勉強の習慣を継続したいと思いました。いろいろ検討する中で「今までの経験」が活かせ、「今の仕事」にも活かせ、「社内と社外の両輪」で自分の価値を向上できる理由から中小企業診断士を選択しました。取得することで自分がいる世界を変えたいなという思いもありました。

中小企業診断士試験の勉強はどの科目も自分にとって新しいことを知ることができておもしろく、自分に合っていると思いました。「中小企業経営・中小企業政策」だけは暗記中心の勉強だったのでちょっと苦手でしたが。

新しい世界で新しい人たちとの交流がうれしい

――試験に合格し、今、中小企業診断士の世界の扉を開けました。開けてみてどう感じられましたか。

2021年の合格まで1次試験を2回受験し、2次試験を1回受験しました。
合格してみると自分からするとレベルが高い人たちと対等に会話ができることが嬉しいなと思いますね。それ以外にもあらゆるところでチャンスが増えたことが嬉しいです。雑誌編集長への企画提案とかすごいじゃないですか。そんな機会は普通ないですよ。

今はタキプロと取材の学校を主な診断士活動にしていますが、こちらでも新しい人との出会いが嬉しいです。参加を決めたころは三男の出産で忙しく、実務補習が受けられませんでしたので、それに代わる人との関わりの機会ができると思っています。

家族と勉強の両立のためにやったこと

――出産の話がありましたが、現在3歳、2歳、0歳の可愛いさかりのおぼっちゃんが3人いらっしゃるとうかがっています。家族も大変な中でどのように試験勉強に取り組まれましたか。

子どもがね、かわいいんですよ。なかなか夜寝かせてくれませんね。かわいいんですけどね(笑)
実は家にいる時はほとんど勉強していないのですよ。家では勉強しなかったというよりできなかったに近いです。通勤は自宅から片道1時間なのですが、1年目の2019年はそこで集中して勉強しました。ちょっと妻には打ちあけづらいのですが、さらに集中したい時には、座るためにグリーン車に乗って勉強に打ち込んだこともあります。

2年目の2020年にはコロナの影響で在宅ワークが結構増えたおかげで通勤時間がなくなったので4月、5月の2か月ぐらいは勉強しませんでした。7月の1次試験の1ヶ月ほど前にさすがにこれではやばいなと思って自宅で勉強しました。この時には妻にお願いをして納得してもらいました。ただ、妻と面と向かって「あなたは子守をお願いします。私は勉強します。」というような一方的なお願いはしていないです。

2年目の1次試験の頃には子どもが2歳児と0歳児で、さらに妻のお腹の中にも赤ちゃんがいました。子どものお風呂をどうするかなどの問題もあり、試験前日に家族で試験会場である幕張メッセ近隣のホテルに泊まりました。ホテルで子守の合間を見て近くの公園などでひたすら問題集を開いて勉強していました。

2次試験の勉強は書く必要があったので通勤だけでなく家でも勉強しましたが、1次試験前日にホテルに泊まるなど、子育ての部分で家庭への負担をかけないように努めたことで理解を得られたのだと思います。

重谷 亮

重谷 亮 取材の匠メンバー、中小企業診断士

大学卒業後、独立行政法人に勤務。静岡県、神奈川県、東京都、富山県、大阪府、長野県で勤務経験あり。現在は千葉県北西部から栃木県宇都宮市まで毎日通勤中。職業能力開発業務を中心に従事し、中小企業の教育訓練体系構築の支援、職業訓練コースの新規開発、運営、民間教育機関による職業訓練運営の支援などを手がけた。中小企業診断士は2021年5月登録。東京都中小企業診断士協会城東支部所属。

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