【玉木涼太郎さんインタビュー】実務補習の衝撃が、中小企業診断士への見かたを変えた

<strong>【玉木涼太郎さんインタビュー】</strong><strong>実務補習の衝撃が、中小企業診断士への見かたを変えた</strong>

【第1回 合格できると自分に言い聞かせた】

【玉木涼太郎さんインタビュー】

玉木涼太郎さんは、金融機関に勤務しています。はじめは会社の指示で中小企業診断士を受験しました。試験合格後の実務補習で、「自分は井の中の蛙」と思う衝撃の体験をされ、中小企業診断士への見かたが変わりました。

受験のきっかけは会社の指示

――現在のお仕事を教えてください。

金融機関で中小企業向けの融資を担当しています。海外の中小企業向けの金融政策と金融制度の調査や、国際会議の準備等の仕事もしています。

――中小企業診断士を目指したきっかけを教えてください。

会社からの指示です。入社5年目の職員全員に対して試験を受けるよう通知が来て、半ば強制的に受験をすることになりました。実は、そのときはあまり、乗り気ではありませんでした。というのも、入社4年目のときから、税理士試験を受けるために、資格予備校に通いはじめたんです。診断士試験の3日後に税理士試験というスケジュールでしたので、「勘弁してくれ」と思ったのですが、診断士試験を受けないといけないということでしたので、診断士のために2日間予定を空けて受験しました。

――税理士と中小企業診断士を同時に試験勉強されたのですね。

お金を払って予備校に通っていたので、税理士試験にフォーカスしていました。診断士の勉強はほぼゼロ状態で試験に臨みました。ただし、財務・会計は税理士試験と試験内容が通じますし、中小企業経営・政策は、日頃中小企業政策に関わっているので得意でした。経済学・経済政策は大学時代の勉強を思い出しながら解いていきました。

意思を通して、再受験で合格を勝ち取った

――税理士資格は取得されたのですか

合格できませんでした。税理士試験は税理士になりたいためというよりも、簿記論や財務諸表論を体系的に学ぶために受けた試験ですが、時間ができれば、再チャレンジしたいです。

――診断士試験の結果は。

奇跡的に受かりました。運が良かったのだと思います。

――1次試験、2次試験ともストレート合格されたのですか。

いいえ。1次試験は受かりましたが、その年の2次試験は受けませんでした。マーケティング、組織、運営管理などの知識がない状態だったので、合格は無理だと思ったからです。翌年2次試験を受けたものの落ちてしまい、1次試験の合格が失効になってしまいました。令和2年度に1次試験から受け直して、1次試験も2次試験も合格できました。

――初年度は会社の指示で受験されたとのことです。その後の2年間の受験勉強は、ご自分の意思ですか。

自分の意思です。試験に落ちたことが悔しかったからです。会社の同期に資格が取れて、自分に取れないのは悔しいなと思い、必ず取れるはずだと自分に言い聞かせました。

篠田直和

篠田直和 取材の匠メンバー、中小企業診断士

電機メーカー勤務。テレビの取扱説明書作成を担当。2020年診断士登録。埼玉県中小企業診断協会会員。本業と診断士活動に使う時間配分に苦戦中。企業を支援して、「ありがとう」と言ってもらうのが、今の目標です。

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