【玉木涼太郎さんインタビュー】
実務補習の衝撃が、中小企業診断士への見かたを変えた

<strong>【玉木涼太郎さんインタビュー】<br>実務補習の衝撃が、中小企業診断士への見かたを変えた</strong>

【第2回 勉強とサッカーコーチの両立】
過去の記事:第1回

【玉木涼太郎さんインタビュー】

試験勉強期間も、毎週末は小学生のサッカーコーチを継続した玉木涼太郎さん。YouTubeを駆使して1次試験を突破。2次試験は「ふぞろいな合格答案」中心の独学で、見事合格を勝ち取りました。

受験勉強と仕事とサッカーコーチの両立~YouTubeと「ふぞろいな合格答案」で勉強

――2回目の1次試験の勉強法は。

私は、YouTubeを駆使しました。視覚と聴覚の両方で勉強することを意識して勉強していました。具体的には、経済学・経済政策では公務員試験のYouTubeチャンネル。経営情報システムではITパスポートや基本情報技術者試験のYouTubeチャンネル。中小企業経営・政策は中小企業診断士の先生が説明されているものを見ていました。経営法務は、司法試験関連で具体的に説明しているYouTubeチャンネルがあったので、そのような動画を見ていました。YouTubeを使った勉強法は隙間時間でも勉強できるという点が1次試験対策としてはすごくよかったと思います。

――2回目の2次試験の勉強法は。

勉強法は、「ふぞろいな合格答案」が中心ですね。約7年分を3周ずつぐらい解きました。事例Ⅳは「ふぞろいな合格答案」に加えて、「30日完成! 事例IV合格点突破計算問題集」と「意思決定会計講義ノート」を解きました。「意思決定会計講義ノート」は5~6周ぐらいしたんじゃないでしょうか。

今年は絶対取るぞ、と心に決めていたので、1次試験が受かったとわかった後、すぐ2次試験の勉強に取り掛かりました。

――苦手な科目はありましたか

特にありませんでした。一方で得意な科目もなかったので、事例Ⅳを得意にしようと思いました。事例Ⅳは、何が来ても60点以上を取れるようにしようというのが、自分の中でも最低ラインでした。事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲに関しては、当日の運もあると思います。なので、あまり気にしてなかったですね。

――独学なのですね。

はい。会社からテキストと、各科目1回分の課題は支給されました。後は独学です。
タキプロのような勉強会も、存在を知りませんでした。「ふそろいな合格答案」は、購入した際にセミナーの案内が付いていたので、1度だけ2次試験対策のセミナーに行きました。

――勉強で苦労したことはありますか。

ひとつは、集中できる時間を確保することです。仕事が終わったら、空いているカフェを狙って、1回2~3時間、週4回くらい行って勉強していました。

もうひとつは、問題がわからないときの対応です。問題がわからなかったときは、基本的には、スキップしてもよいと思いながら勉強していました。まずは全体を把握して、わからないところを詰めていく。わからないからといって1回勉強の手を止めてしまうとしんどいので、問題の構造がわからないときは飛ばして先に進み、全体感を掴んでから、もう一周することを心がけました。

また、気持ちが入らないときも多々ありました。そのようなときは、なかなか上達しない英語の本を鞄に入れておいて、いったんそっちに逃げます。英語を読んでいるとだんだんいやになってくるので、診断士の勉強を再開する、という風にして、切り替えました。

――週末も同じように勉強していたのですか。

週末は小学生にサッカーを教えています。そのため、週末にまとまった勉強時間をとることはあまりできませんでした。週末も平日も2~3時間ずつぐらい、継続して勉強することを心がけました。

診断士以外の勉強や、新しいチャレンジ

――診断士以外の勉強や、新しいチャレンジの計画はありますか。

まず、ずっと勉強している英語を、十分使えるレベルにしたい。
次に、前回落ちてしまった税理士試験に、機会を作ってもう1回チャレンジしたい。

そして、スポーツに関して、サッカーのC級コーチライセンスを保有していまが、将来的にはB級ライセンス取得など、もうワンランク高い指導力を身につけられたらいいなと思っています。

中小企業診断士としての経営支援に加え、英語、会計、スポーツの分野を合わせた四つ分野の中で、バランスよく活動できたらいいなと思います。

篠田直和

篠田直和 取材の匠メンバー、中小企業診断士

電機メーカー勤務。テレビの取扱説明書作成を担当。2020年診断士登録。埼玉県中小企業診断協会会員。本業と診断士活動に使う時間配分に苦戦中。企業を支援して、「ありがとう」と言ってもらうのが、今の目標です。

拓け!中小企業診断士の扉~受験奮闘編~カテゴリの最新記事