<strong>【箱山玲さんインタビュー】<br><a>得意分野で活動できる中小企業診断士!1次試験百発百中合格者が必勝法と活用法を語る</a></strong>

【第2回 短期集中の1次試験と長期で取り組む2次試験】
過去の記事:第1回

【箱山玲さんインタビュー】

1次試験を独学で5回受験し、毎年全科目合格している箱山玲さん。短期集中かつ百発百中で1次試験に合格した勉強法と、短期集中が通用せず試行錯誤した2次試験の勉強法を赤裸々に語っていただきました。

1次試験全科目合格の秘訣

――毎年1次試験を合格されているとのことですが、勉強法を教えてください。

短期集中で勉強するため、毎年5月から勉強を開始していました。
シーズン1である前半3年間は、TACの『中小企業診断士 ポケットテキスト』という小さいまとめの本、これをひたすら読んでいましたね。そのあと『過去問完全マスター』で過去問を少し解いて…という感じですね。もうそれだけで試験当日がきてしまっていました。

シーズン2である後半2年間は、『中小企業診断士 ポケットテキスト』に代わって『一発合格 まとめシート』を活用しました。過去問は同じく『過去問完全マスター』ですね。

――勉強時間はどのように確保していましたか。

仕事前後の平日の朝と夜にしていましたね。それと、試験直前の1週間は夏休みを取るんですよ。直前期は休みを利用して1日12時間とか、まとめて勉強していました。

――これから1次試験を受験される方に向けて、勉強のコツを教えてください。

私の場合、無理矢理な部分もあるのですが…流れとしては、まずコンパクトなもので最低限インプットして、あとは過去問を回すことですね。あと、わからないことはスマートフォンで検索すると効率的です。
人によると思いますが、私はこの方法で5月から短期集中で1次試験を突破していました。

――1次試験当日に気を付けていたことはありますか。

試験中はどんどん感じたことをメモしていきながら、正解だろうという問題と、微妙だと思う問題と、全然わからない問題に分類して各番号に印を付けておきます。そして2周目に微妙だと思う問題を見返していくという形で解きました。
休み時間は氷砂糖をなめて頭を休めていましたね。

試行錯誤の2次試験対策

――2次試験はどのように勉強されましたか。

最初に2次試験を受験した2010年は独学で、本を買って「こうやって書くんだ」とひたすら読んでいました。でも1次試験後の2ヵ月半だけしか時間がなく、あまりよくわからないまま試験を受けたのを覚えています。
結果はよくなかったですね。さすがに本1冊で2次試験を突破するのは難しいなと思いました。

――その結果を受けて、何か変えたところはありますか。

予備校の教材や講義が欲しいなと感じたので、手頃な値段で2次試験対策だけの通信講座をインターネットで探してAASという予備校に申し込みました。ただ、シーズン1のときは勉強疲れが出て、AASの課題を1度も提出できなかったんですよね。

――シーズン2の2次試験対策はまた違うことをされたのですか。

シーズン2最初の年は過去問だけ解いて挑戦しましたが、残念ながら不合格でした。ここで、2次試験は1次試験のような短期集中だと難しいということにようやく気付きました。

実際合格した2019年は、2次試験勉強のペースメーカーが欲しいということ、短時間で100字等に文章をまとめる力が弱いと感じたことから、AASの「事例の肝をつかむ要約練習講座」を申し込みました。週1回要約を書いて提出すると添削してくれるというサービスだったのですが、やっぱり添削が入るとモチベーションが保てましたね。

――合格した2019年、他に今までと変えたところはありましたか。

もう1つあります。2019年の1次試験は全科目ではなく、3科目だけの受験にしました。ちょっと恥ずかしい理由なんですけど。

鈴木 晴香

鈴木 晴香 取材の匠メンバー、中小企業診断士

1991年生まれ。神奈川県川崎市在住。大手工作機械メーカを経て、副業が可能な情報システム会社へ転職。技術コンサルタントとして現場経験を積み、その後は社内のコンサルティングである内部監査の道を究めている。2021年5月中小企業診断士登録。同年に「はるか中小企業診断士事務所」を開業。KECビジネススクール 中小企業診断士講座 事例Ⅲ専任講師、全国シートメタル工業会 講師として活動している。趣味は海外旅行とTVゲーム。

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