<strong>【箱山玲さんインタビュー】<br><a>得意分野で活動できる中小企業診断士!1次試験百発百中合格者が必勝法と活用法を語る</a></strong>

【第3回 中小企業診断士としての道】
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【箱山玲さんインタビュー】

苦戦しながらも正確な自己分析による創意工夫で2次試験を突破した箱山玲さん。合格後の中小企業診断士としての活動と、将来のプランについてお話をうかがいました。

1次試験を使った2次試験対策

――2次試験に合格した2019年は、これまでと違い3科目だけ1次試験を受験したとのことでしたが。

そうなんです。文章にまとめる力が弱いこと以外に、今まで1次試験を短期集中で勉強していたので知識が定着していないのだろうと気が付きました。

そこで2次試験に関係する科目(企業経営理論、財務会計、運営管理)のみに集中し、2次試験を視野に入れてインプットすれば定着するのではないかと考えました。1次試験を使って2次試験対策をする形です。

――その3科目の勉強も5月から開始したのですか。

2019年については、2次試験対策を1月から始めていたのですが、1次試験はもう何度も受験しているので、試験直前の7月からインプットを開始しました。

合格後の中小企業診断士活動

――うまく1次試験を活用して合格を勝ち取った後、中小企業診断士としてはどのような活動をされてきましたか。

中小企業診断士1年目は中小企業診断士の受験生支援団体で活動していました。
合格から1年経ち、自ら行動しないと「中小企業診断士」としての仕事の機会はなくなってしまうだろうなと思い、2021年は積極的に活動しようと考えました。企業内診断士でも比較的関与できそうな補助金申請支援の仕事を学ぶため、とある研究会へ入会しました。

――若手でも補助金支援業務が学べる研究会があるんですね。

そうですね。でもこの研究会は結構シビアで、入会するために2日間のセミナーを受けて課題を提出する必要があり、そこで三段階評価が付けられます。入会してからも様々な活動に緊張感をもって参加しています。

今、私はサブ担当としてメイン担当の先輩から補助金申請支援業務を学んでいるところです。この取材の後も帰ったら業務が待っています。

中小企業診断士は得意分野で自由に活動できる資格

――中小企業診断士として、今後はどのように活動していきたいですか。

企業では、No.2の参謀役のような専門知識をしっかり持ってトップの人を支える仕事をしたいと考えています。中小企業診断士でも法務部門でも専門知識は必要だと思うので、力を付けていきたいと考えています。

また、妻が装飾品の職人で起業を考えているので、中小企業診断士としてその手伝いをしたいと考えています。「独立創業支援したいから早く起業してよ」と言っているんですが、こちらはまだ先の話になりそうですね。

――将来が楽しみですね。中小企業診断士を取ってよかったと思っていますか。

よかったと思っています。社交的というか自信がついたと思います。いろんなところに顔を出すようになりましたし、中小企業診断士を取ったことは自分にプラスに働いているなと感じています。

中小企業診断士は独占業務がないので「取ってどうするんだ」と言われることがあります。でも周りを見ると、結構みんな自分の得意分野で自由にやっているなと感じています。中小企業診断士として何かやるというよりも、自分の得意なことや好きなことをやるために「中小企業診断士」を使っているんだなと。

もし、中小企業診断士の受験を考えている皆さんが「資格の価値」で悩んでいるのであれば、「悩む必要はないんじゃないですか」とは伝えたいですね。

鈴木 晴香

鈴木 晴香 取材の匠メンバー、中小企業診断士

1991年生まれ。神奈川県川崎市在住。大手工作機械メーカを経て、副業が可能な情報システム会社へ転職。技術コンサルタントとして現場経験を積み、その後は社内のコンサルティングである内部監査の道を究めている。2021年5月中小企業診断士登録。同年に「はるか中小企業診断士事務所」を開業。KECビジネススクール 中小企業診断士講座 事例Ⅲ専任講師、全国シートメタル工業会 講師として活動している。趣味は海外旅行とTVゲーム。

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