【吉田 樹生さんインタビュー】
大学進学、海外駐在、中小企業診断士、すべては“あこがれ”から始まった

<strong>【吉田 樹生さんインタビュー】<br>大学進学、海外駐在、中小企業診断士、すべては“あこがれ”から始まった</strong>

【第3回 ITストラテジスト✕中小企業診断士の道】
過去の記事:第1回第2回

【吉田 樹生さんインタビュー】

有名大学進学、海外駐在経験、中小企業診断士の取得と、華々しい経歴を持つ吉田樹生さん。ご自身の“あこがれ”を実現してきた吉田樹生さんに、今後の展望についてのお話をうかがいました。

受験生に向けたアドバイス

――これまでの受験勉強経験を踏まえて、受験生向けに勉強方法のアドバイスをお願いします。

まず、やめたほうがいい勉強法は、講義を見聞きするだけ、もしくはテキストを読むだけでやった気になってしまう勉強です。1次も2次試験もそうですが、結局、実戦的な問題を解かないと頭に残らないというのが、私が今までやってきた中での実感です。私からアドバイスとして言えるのは、とにかく実戦ですね。過去問をできるだけ早いタイミングから解く、繰り返し解くという勉強法は、私にとってはすごくよかったです。

あと、特に2次試験に関しては、過去問を解いてもそれが正解かどうかわからないので、「ふぞろいな合格答案(出版:株式会社同友館)」などを活用して、重要なキーワードを解答に盛り込めているかを確認することも大事です。

さらに、2次試験の解答文字数の100~200文字は、自分にとっては結構長い文章で、勉強開始の当初は解答の組み立て方がわからなかったです。それでも勉強を続けていく中で、受験生向けのブログを通じて、30字から40字の文章に切り分けて書くという方法を知って、それを取り入れてからは、解答を組み立てやすくなりました。

“あこがれ”がその人の生きる道を作る

――大学進学、海外駐在、中小企業診断士と、すべての“あこがれ”を実現してきた吉田さんには、想いを実現化する力と言いますか、意志の固さや強さといったものを強く感じますね。

これまでなんとなく、ぼんやりとあこがれている方向に進んできたかなという感じはありますが、人間は、どこかのタイミングから、自分で決めてやるべきということがあると思っています。

結局、突き詰めて考えると、自分は何が好きか、嫌いかとか、“あこがれ”といったものがその人のベースや土台となって、その人の生きる道というか人生を作っていくものだという風に思っています。

ITストラテジスト中小企業診断士の可能性

――TOEICスコアも965点をマークされ、中小企業診断士も取得されましたが、これからさらに取得したい資格や学びたい資格はありますか。

ITストラテジストを取得したいと思っています。ITストラテジストは、情報システムの企画や運用などに関する全体的な戦略をCIO(最高情報責任者)レベルで立案・遂行していく能力を問うものです。

私は、今の会社ではファイナンシング・サービスを提供する部門に在籍していますが、もう一段、コンサルティング的な方向性からお客様に提案して、自社のファイナンシング・サービスを利用していただきたいと考えています。そのためにも、お客様の経営課題と、ITシステム、財務会計・ファイナンスをすべて結び付けて提案できるようなスキルを身につけたいと思っています。

――今後の中小企業診断士としての活動予定を教えてください。

繰り返しになりますが、この1年は、ITストラテジストの資格取得に注力したいと考えています。そして、将来的には、企業が抱える経営課題を、ITとファイナンスの両面から支援できる中小企業診断士を目指していきたいです。

私には、海外向けに事業展開している日本企業で働いてきた経験と、外資系の企業が日本で事業展開する業務に携わってきた経験、それが現在の外資系の企業での業務ですが、その2つの経験があります。そのため、日本企業の海外展開と外資系企業の国内展開の両面が分かる中小企業診断士として、今後、日本の中小企業が海外にビジネス展開するとか、グローバル化の中で海外の競合企業と戦っていくといったところに対して、支援・貢献していきたいと強く思っています。

須々田 智昭

須々田 智昭 取材の匠メンバー、中小企業診断士

1978年生まれ、青森県出身、東京都在住。千葉大学工学部卒業後、ホテル経営会社に勤務。経理業務全般や経営企画の業務に携わった後、某ホテル経営会社のM&AとPMIにも従事。現在は管理職として経理部に在籍。在職中にグロービス経営大学院大学でMBAを取得。2021年5月中小企業診断士登録、東京協会・城東支部に所属。趣味はロードバイクと献血。

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