【小松裕汰さんインタビュー】脅威を機会にとらえ、手にする「人生のコントロール力」

【小松裕汰さんインタビュー】脅威を機会にとらえ、手にする「人生のコントロール力」

【第1回 期限を決めて始めたスタート】

【小松裕汰さんインタビュー】

小松裕汰さんの診断士受験のきっかけは、2020年4月の緊急事態宣言でした。突然のリモートワークにとまどうものの、ご自身の時間と心に余裕ができたことで挑戦を思い立ちます。そこから合格までの期間はわずか7か月、どのように目標に向かっていったのでしょうか。

「脅威」をご自身の「機会」にとらえ活用

――中小企業診断士を目指されたたきっかけは緊急事態宣言だったとのことですが、そこでなぜ中小企業診断士を選んだのでしょうか。

はい、コロナ禍で時間が出来まして、せっかく時間があるならば難しい資格を取得しようと考えました。その時に難易度という点からの候補は中小企業診断士のほかに、社会保険労務士とITストラテジストがありました。
最終的に中小企業診断士を選んだ理由は取得した後に仕事の幅や、人脈が広げられるという点でした。

――短期間で合格できたのは実務経験がおありだったからとのことでしたが、現在までどのようなお仕事をされていらっしゃるのですか。

はい、大学卒業後に食品メーカーに入社しまして2021年4月で5年目です。最初は営業として2年間ほど各スーパーの店舗回りを担当しておりました。その後、情報システム部へ異動し現在は全社的なシステムの開発管理を行っております。

そのような経緯もありまして運営管理の店舗販売管理や経営情報システムの科目に関しては特に準備をせずとも実践の知識で問題ないと思っていました。

重点志向で前に進む

――実務経験がおありとはいえ1次試験は7科目です。他の科目も含めてどのように学習を進めていったのでしょうか。

そうですね、例えば経営法務などは40点でもいいと、それに対して経営情報システムならば80点は確実に取れますから。7科目のトータルで合格点を超えることを目標にしていました。

――重点を絞って学習されたということですね。ご自身ではご自分の強みをどのようにとらえていらっしゃるのでしょうか。

私の考える強み、うーん、強みはある意味弱みかもしれませんが、100点を求めないということでしょうか。診断士試験でも合格の60点が取れればよいと思っていました。

仕事でも同様なのですが、まずは60点の段階で提出し結果がOKならよいと思っています。自分で100点と思っていても相手にとって不十分であれば先に進めません。まずは要点を出し、それを共有し、先に進められるというプロセスが大切だと思っています。
人によっては手を抜いているって思われるかもしれませんが(笑)

自分を追い込めるのは期限があるから

――学習面では重点事項に絞って前に進められましたが、日常の生活面では何かあえて変えたことはありましたか。

起床時間です。リモートワークでは朝8時半でも間に合うのですが、6時にしました。夜はもともと18時過ぎに仕事が終わり、その後は勉強しておりましたので特に変えたことはありません。
起床時間を早めた当初一週間は辛かったのですが、今ではもう体が覚えているので目覚ましなしでも大丈夫です!

――朝の2時間を現在も有効活用中ということですね。今までも目標に向かってやり抜くといったことはよくあったのでしょうか。

いえ、子供のころは習い事やスポーツを、学生時代には音楽をやっていましたが・・・どれもやめてしまっています。

ずっとやり抜くというより、ここまでやろうというのはあります。実は診断士試験についても2年目までと決めていました。ずっと続けて頑張るというよりも区切りをつける、ある意味では頑張ってだめだったらここまでという期限を決めています。

園田 知子

園田 知子 取材の匠メンバー、中小企業診断士

大学卒業後、大手旅行会社に入社。海外旅行事業部にて個人旅行手配全般を担当。BPO事業を行う企業にてクライアント顧客へ海外アシスタンスサービス、通訳コンシェルジュサービスなどのカスタマーサービスに従事。オーストラリア・シドニー拠点にて新規事業立ち上げから業務管理。外資系自動車メーカーCRM、営業。
日本ソムリエ協会ワインエキスパート。総合旅行業務取扱管理者。

拓け!中小企業診断士の扉~受験奮闘編~カテゴリの最新記事