【小松裕汰さんインタビュー】脅威を機会にとらえ、手にする「人生のコントロール力」

【小松裕汰さんインタビュー】脅威を機会にとらえ、手にする「人生のコントロール力」

【第2回 独自の分析とスタンス】
過去の記事:第1回

【小松裕汰さんインタビュー】

1次試験を重点志向で乗り切った小松裕汰さん。その1次試験の余韻も冷めやらぬ翌日から、2次試験に向けて気分もしっかりと切り替えスタートされていました。
その2次試験対策には独自の受験校分析や独特のスタンスがあったようです。

独自の分析による2次試験対策

――1次試験は実務経験を活かし得意科目を軸に比較的スムーズに合格を手にされたご様子ですが、2次試験の対策はどうされたのでしょうか。

1次試験は自己採点をしておりましたので終了時点で合格がわかりました。そういった意味でも2次試験に向けてすぐに気持ちを切り替えることができました。さすがに終了した当日の夜はゆっくりしましたが、もう翌日から勉強を開始しました。

ただ、2次試験は実務経験があるとそれが邪魔をするといわれていましたので、特に事例Ⅱは小売店関係ですし自分の経験を捨て去るように努力しました。

受験校の指針に従って、独自の解釈はなるべくはさまないように取り組みました。とはいえ、最初のころは自分の解答と模範解答とのすり合わせが非常に大変でした。

――1次試験は独学で、2次試験は受験校に通われたということなのですね。

はい、そうです。1次試験が終わってから2次試験を解いてみました。

そうすると、その模範解答といわれるものが参考書や受験校で全然違うものなのですね。何を信じたらよいかすっかりわからなくなりまして、受験校に通うことにしました。その際、まずは大手受験校を検討しました。しかし、生徒数が多くて合格者が多いのは、もともと出来の良い受験生だけが受かっているのではないかなと考えました。

そこで比較的人数が少なく、かつ浪人生が多いところであれば合格するための具体的なノウハウがあるのではないかなと考え選びました。

役立った大学受験時代の教え

――ご自身の2次試験の学習方法として効果的だったことは何かありますか。

そうですね、与件文を音読するということです。また、その与件文に設問の根拠となる箇所があればマーカーを引くということです。この方法は大学受験で通った予備校で現代文の先生に指導されました。

実際に2次試験対策としてやってみたところ、与件文と設問の関係を非常に理解しやすいことに気づきました。特に音読をすることで与件文の内容が頭に入ってきやすくなりますので、復習もしやすいです。受験生の方には特におすすめです。

不言実行で出した結果

――そして無事、合格を手にされました。2次試験の合格を知った時のお気持ちはどのようなものだったのでしょうか。

そうですね、あるんだー、と思いました。診断士の2次試験は初年度ではなかなか受からないとも聞いておりましたので、初年度は試験の感覚をつかめればいいかなといった軽い気持でもありました。

ただ、そのあと、3日後ぐらいでしょうか、よっしゃー!が来ました、それくらい実感は遅れてきました。

――そうだったのですね。その合格のご報告はまずどなたにされたのでしょうか。

はい、最初は会社の上司と書類の関係で必要な総務の担当者です。上司は中小企業診断士を知っている人でしたので報告しましたが、同僚にはあまり知名度もなく、難易度も知られていないものですから、特に伝えてはいません・・・キャリアシートを見てもらえればそれでいいと思っています。

ただ、合格するまでは誰にも診断士試験を受けることは言っていなかったので、いつ勉強していたんだって思われているかもしれません(笑)

園田 知子

園田 知子 取材の匠メンバー、中小企業診断士

大学卒業後、大手旅行会社に入社。海外旅行事業部にて個人旅行手配全般を担当。BPO事業を行う企業にてクライアント顧客へ海外アシスタンスサービス、通訳コンシェルジュサービスなどのカスタマーサービスに従事。オーストラリア・シドニー拠点にて新規事業立ち上げから業務管理。外資系自動車メーカーCRM、営業。
日本ソムリエ協会ワインエキスパート。総合旅行業務取扱管理者。

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