【黒澤優さんインタビュー】
通学と勉強会を巧みに使い分けてストレート合格!

<strong>【黒澤優さんインタビュー】<br>通学と勉強会を巧みに使い分けてストレート合格!</strong>

【第1回 経営企画部への異動が診断士を目指すきっかけに】

製造業の経営企画部で多忙な日々を過ごしながら、見事1年でストレート合格を勝ち取った黒澤さん。
合格の秘訣は、通学と受験生支援団体の勉強会をうまく使い分けたことでした。
第1回は、現在の活動状況や診断士を目指したきっかけについてお話をうかがいました。

会社の全体戦略立案に奔走する日々

――現在の仕事内容について聞かせてください。

製造業の経営企画部で経営戦略の担当をしています。
現在の勤務先に入社して5年目になりますが、これまで環境やCSR、サステナビリティの分野を担当してきました。今後2030年、2050年と世の中が大きく変わっていく中で、会社が生き残っていくために何を考え、社会に向けて何を発信していくべきか、会社の経営幹部や事業部門の方々の意見をまとめ、調整する仕事をしています。

――会社の経営幹部や事業部門と調整するのは、非常にストレスがかかると思います。何か心がけていることはありますか。

相手に何をして欲しいか、何のためにこの資料が必要なのか、目的を具体的に伝えるようにしています。
また、締め切りを設けざるを得ないときは、相手のスケジュールに配慮しながら依頼しています。急ぎの依頼の時は、空気を読みながら手探りでやっています。

――現在の仕事のやりがいは?

新聞やニュースの記事が、そのまま自分の仕事に直結しているところです。
例えば経産省がこの報告書を出したから、会社にどのような影響があるか。新聞でESG投資の流行が報道されたら、会社としてどう取り組むべきか。世の中の動きをいち早く察知して、仕事内容に反映させる。そこに非常にやりがいを感じます。

また、経営企画部に所属することで色々な部署と関わりがあり、会社全体を俯瞰して見ることができる。なおかつ経営にかかわる重要な情報に触れられることにも、やりがいを感じています。

仕事と診断士活動のシナジー効果を狙って

――今の仕事と診断士活動のつながりはありますか。

受験勉強をしている頃は、企業経営理論や運営管理の教科書に2、3ページ出て来る程度で、直接役に立つことはほとんどありませんでした。

診断士活動を始めてからは、埼玉県中小企業診断協会のSDGs共創経営研究会と省エネ研究会に所属しています。環境問題やサステナビリティは、中小企業でもホットワードになっているので、それぞれの研究会で今までの業務知識を活用したいと思っています。

――仕事の経験が研究会活動にも活用でき、知識を深めることもできそうですね。

研究会で専門性を深めることで、診断士活動と仕事のシナジー効果を発揮したいと思っています。

――診断士の活動と会社の業務に共通点があると感じました。診断士を目指すようになったのも、今の仕事の内容と深く関わっていますか。

はい。経営企画部に異動した直後に、経営全般の勉強をしておかないと仕事の量も質もついていけなくなるなと思い、受験を決意しました。

また、現在の勤務先に転職する前、同業他社で大きなリストラがあり、終身雇用で会社に頼りきりになるのは危ないと思って、何かひとつ自分に武器が欲しいと思ったことも、きっかけのひとつです。

――研究会以外で診断士として活動していることがあれば教えてください。

2月、3月は実務補習や実務従事を受けながら、「ふぞろいな合格答案」の執筆活動もしていました。
また、受験生支援団体の「タキプロ」にもスタッフとして参加しています。受験生時代に勉強会でお世話になったので、少しでも恩返しができたらと思っています。
4月からは補助金事務局の仕事も始めたので、受験生の時よりも忙しくなりましたね(笑)。

細田 哲也

細田 哲也 取材の匠メンバー、中小企業診断士

1970年生まれ、大阪府出身。業務ソフトメーカー勤務。コールセンターの業務管理、営業管理、物流管理、経営企画を経て、現在はマーケティング部門に所属。「中小企業診断士のスキル・活動を通して、中小企業の業務効率化、事業の発展に寄与すること」を目指す。モットーは「仕事と診断士と家庭の三方よし」。週末は家族サービスの傍ら、診断士活動に勤しむ。2021年中小企業診断士登録。

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