【黒澤優さんインタビュー】
通学と勉強会を巧みに使い分けてストレート合格!

<strong>【黒澤優さんインタビュー】<br>通学と勉強会を巧みに使い分けてストレート合格!</strong>

【第3回 「80分問題」を乗り越え2次試験合格!受験生に伝えたいこと】
過去の記事:第1回第2回

【黒澤優さんインタビュー】

製造業の経営企画部で多忙な日々を過ごしながら、見事1年でストレート合格を勝ち取った黒澤さん。
2次試験直前期に「80分問題」に直面してしまいます。受験生の多くが直面するこの問題を、どのように克服したのか、そして受験生への応援メッセージもうかがいました。

「80分問題」 原因は受験生の多くが抱えるあの悩み

――2次試験直前期に気を付けたことがあれば教えてください。

直前期になると、合格ラインに達する答案は書けている実感がありました。
ただ80分間でそれが書けない。どうしたら80分間で書けるか、過去問を解きながら試行錯誤していました。

――80分の試験時間内で十分なパフォーマンスが発揮できないのは、多くの受験生の悩みでもあります。具体的にはどのように克服しましたか。

私には「ペン問題」が一番大きかったです。
与件文にSWOT分析や、設問ごとにマーカーで色分けする人が多いじゃないですか。私は色分けするのがどうにも苦手で、予備校の先生に「すいません。80分以内にどうしても解けません」と相談したんです。
すると先生に「あなたはペンの持ち替えにずいぶん時間がかかっている」と指摘されて。
ペンを使わずにシャープペンシル1本で直線や波線など線種を工夫して引くようにしたら、圧倒的に時間が短縮できて、5分くらい節約できました(笑)。

まさか自分が合格するとは

――いよいよ2次試験本番。手ごたえはいかがでしたか。

手ごたえはあまり感じませんでした。
試験時間中は、最初から最後までずっとナチュラルハイで、320分間で答案を埋めきった、やりきった爽快感でいっぱいでした。

――たいていの受験生は320分で疲れ切って帰りますが、「爽快感」ってすごいですね(笑)。合格発表までの間はどう過ごされていましたか。

受験生支援団体のお疲れ様セミナーに参加して、合格後の活動について聞いていました。
再現答案は試験当日中に書きましたが、それ以外は試験のことを忘れて、コロナが収束したら旅行したいなとか、全く別のことを考えていました。

――いよいよ2次筆記試験の合格発表。その時の心境は。

パソコンの画面に番号を見つけた瞬間に思いっきり手が震えました。
「うわっ!あるよ!!」って感じでした。
まさか自分が受かるとは思ってもみませんでした。

――診断士試験に合格して変わったことは。

沢山ありますが、ひとつ目は色々な方とお知り合いになれたことです。
受験生支援団体に参加したことで、同年度の合格者や、先輩の診断士と交流する機会が急速に増えました。それこそFacebookで100人以上の人とつながって、お話をうかがう機会もあって、ガラッと世界が変わりました。

ふたつ目は会社からも診断士試験に合格したことを評価されたことです。経営戦略担当という重要な役割を担うポジションに就かせていただきました。

――診断士としての将来の目標は。

今は興味のあることに何でも参加して、広く浅く、つまみ食いのような状態ですが、5年後には診断士として自分の専門分野を見つけたい。そして10年後には確固たる専門性を身に付けていたい。
「この分野だったら黒澤だ」と言われるようになりたいです。

――最後に受験生へメッセージをお願いします。

勉強方法は人それぞれ。向き不向きがあります。
色々な人の話を聞きながら、自分にあった勉強方法を見つけてください。

また他の受験生とも積極的に交流してください。私はそれが合格後の活動に結びついています。色々な方と会って、ともに勉強して、合格後により一層かかわりを深めていけたら、自分の世界がぐっと広がるし、とても楽しい診断士活動になると思います。

細田 哲也

細田 哲也 取材の匠メンバー、中小企業診断士

1970年生まれ、大阪府出身。業務ソフトメーカー勤務。コールセンターの業務管理、営業管理、物流管理、経営企画を経て、現在はマーケティング部門に所属。「中小企業診断士のスキル・活動を通して、中小企業の業務効率化、事業の発展に寄与すること」を目指す。モットーは「仕事と診断士と家庭の三方よし」。週末は家族サービスの傍ら、診断士活動に勤しむ。2021年中小企業診断士登録。

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