【鈴木徳雄さんインタビュー】 2次試験6回で合格!挑戦し続けたことで気づくことができた「人生で一番大切なこと」

【鈴木徳雄さんインタビュー】 2次試験6回で合格!挑戦し続けたことで気づくことができた「人生で一番大切なこと」

【第1回 元モデルが中小企業診断士を目指したきっかけとは】

【鈴木徳雄さんインタビュー】

2次試験6回目の挑戦で、2020年に合格を果たした鈴木徳雄さん。
試験を通じて得た学びを3回シリーズで連載します。
第1回は、モデル事務所所属や全日本Jr.パワーリフティング選手権優勝などの経験もある鈴木さんの「受験のきっかけ」や「6年間の経過」などについて、うかがいました。

資格勉強を通じて、仕事の幅が広がる

――現在のお仕事を教えていただけますか。

ICTコンサルタントとして働いています。ICTとは、「Information and Communication Technology」の略称です。文部科学省が提唱するGIGAスクール構想というものがあり、子供の個性に合わせた最適な学びの機会をつくることを目的として、小・中学生に1人1台のタブレットが配布されています。子どもたちがタブレットを使えるように、そして教員側がICTを活用して授業を円滑にできるようにという2つの側面でバックアップしているんです。縁の下の力持ちのサポートという面で、中小企業診断士業務と比較的近い仕事だと感じていますね。

この「教育」に係わる仕事は、子どもの可能性や成長する姿に魅力を感じていて、私が生涯に亘って携わっていきたいテーマの3つの中の1つです。
その他2つのテーマは、「中小企業の支援」「高齢者のセカンドキャリア」です。

―― ICTコンサルタント以外のお仕事は。

顧問、コンサルティング業、輸入取引、IT系サービスを展開する中小企業サポートグループのお仕事などをしています。私には『人を活かすために、自分を活かす』という想いが根本にあり、周りの人が楽しく、幸せになってほしいという気持ちを大切にしています。人のお役に立てるのであれば、あまり強いこだわりはなく、幅広い分野で仕事をしています。中小企業診断士を志したことで、幸いそのような機会も増えてきました。微力ながら自分がお手伝いをしたことで、より多くの方の成功や幸せにつながったと実感できた時に、私も幸せを感じています。

資格取得を目指したきっかけ

――中小企業診断士の受験のきっかけを教えていただけますか。                               

父親が化学学者、兄が物理学者だったのですが、営業やコミュニケーションを苦手としていて、いろいろなチャンスや引き合いがあった際に、受注を逃すことが多く、仕事でとても苦労していたのを子供の時から見てきました。そのような苦しい状況の時に、縁の下の力持ち、サポーターのような方がいたならば、関係する人たちも含めて、もっともっと幸せになれるんじゃないかと思ったのがきっかけです。

一点集中型から、ジェネラリストへ

――試験勉強について聞かせてください。

1次試験7科目には苦戦しました。各科目ともに、ある程度のボリュームがありながら、専門性も求められます。それまでの自分は、苦手なものは避けて得意なものに特化する一点集中型のやり方をしていたので、中小企業診断士の試験では通用しないなと感じました。40点で足切り、60点で合格なので、ジェネラリストのように総合力が高くないと乗り越えることができません。苦手なものも避けては通れないので、従来の1点集中型を変えることが不可欠でした。

――受験校は利用したのでしょうか。独学でしょうか。

1年目~3年目は、受験校に通いました。
4年目~6年目は、有志で開催していた勉強会が中心です。
6年目には、受験校の通信講座も並行して行っていました。

6年目に合格という結果につながったのは、通信講座で自分のペースで学習できたことや、勉強会のメンバーに支えられたり、教えてもらったりという何ものにも代えがたい経験が、大きな要因だったと思っています。


松木 雄一

松木 雄一 取材の匠メンバー、中小企業診断士

福岡県生まれ。青山学院大学経営学部経営学科卒業。中小企業支援機関(商工会議所)にて約18年間に亘り、小規模事業者を主な対象として、事業計画作成、資金繰り、各種支援施策活用等の幅広い相談対応に従事。2021年に中小企業診断士の資格取得を機に独立。公的機関のコーディネーターや専門相談員をはじめとして活動中。趣味は、トレンドスポット巡り、サイクリング、カメラ。

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