【鈴木徳雄さんインタビュー】 2次試験6回で合格!挑戦し続けたことで気づくことができた「人生で一番大切なこと」

【鈴木徳雄さんインタビュー】 2次試験6回で合格!挑戦し続けたことで気づくことができた「人生で一番大切なこと」

【第2回 合格を導いた3つの取り組み】
過去の記事:第1回

【鈴木徳雄さんインタビュー】

2次試験6回目の挑戦で、2020年に合格を果たした鈴木徳雄さん。
試験を通じて得た学びを3回シリーズでお届けします。
第2回は、「合格年の2次試験対策」にフォーカスして、うかがいました。

一緒に合格したい仲間との勉強会

――受験4年目から、通信講座と勉強会中心に変更された背景は。

2つあります。
1つめは、以前通学していた受験校の仲間が、自分より早く合格することが続いたことです。同じやり方で結果を出すことは難しいと感じました。

2つめは、受験校主催の答案練習や模擬試験で思うような結果が残せず、不合格が重なってしまったことです。受験校への通学のみで結果を出す方も多くいますが、私には通信講座や有志による勉強会があっていたようです。

新たな戦略は、通信講座で学習する一方で、「自分が一緒に合格したい!」と心から願うメンバーで勉強会を立ち上げることでした。「来年再来年になっても、最終的にみんなが合格すればいい。自分が合格しなくても仲間が合格したら喜べる。自分が合格しても相手が合格しなかったら、胸が痛い。」と思うことができるメンバーで、勉強会を開催しました。

――勉強会での仲間の存在が大きかったのですね。

そうですね。同じ学ぶ時間を過ごすのであれば、充実感や楽しさは重要です。成長のための貴重な時間を大切にしたいという想いが強かったですね。合格できたのは、通信講座で自分のペースで学習できたことや自分の弱点を致命的な欠点にならないように、サポートしてくれた仲間の力が大きかったです。

――メンバーの結果はどうでしたか。

2020年は私だけ合格しました。正直、複雑な気持ちでした。仲間の結果を考えると痛みと寂しさも大きかったです。2021年の2次試験では、勉強仲間だった全員が合格するように願っています。

直前期のピーキングの重要性

――2次試験でもっとも苦労した点は。

不合格の年は実力以上のものを出そうと無理をしていて、1日事例8本に取り組むこともありました。スポーツをするときでも、直前期は軽めの練習やイメージトレーニングをしてピーキングを大切にしていました。ただ、苦手とする2次試験の場合、試験前によいイメージを持てませんでしたね。自分を信用できず、直前まで追い込んで自滅する負のループから抜け出せなかったことが一番大変でした。

――合格年に意識した直前期の取り組みは。

本番の約1カ月前から、安定した気持ちで当日を迎えることができるように逆算して準備をしました。「当たり前のことを当たり前にできる」ために、無理をしないで精神面を含めたピーキングが重要だと気づくことができました。

本試験日は気持ちが折れないように

――本試験で実力を発揮する秘訣は。

「誠実に設問要求に応える。大きなミスをしないように無難に解答する。」ということを強く意識しました。そして、気持ちが折れそうな時にどうすればよいかを想定して臨みました。事例Ⅰ~Ⅳの中で、必ず折れそうなことは来るだろうと。自分の場合、今の仕事場で触れ合う子どもたちがとても励みになっているので、試験中に思い出すことで気持ちを立て直すことができました。

本番は直前練習の80分の感覚より短く、今回も準備を間違えたと負のループになりかけましたが、心が折れないような準備をしたことで、無難な対応ができたと思います。

――負のループを克服したのですね。

そうですね。試験も重要ですが、他にも大切なものがあることで気持ちが安定しました。自分の場合は、子どもたちの笑顔でした。それを思い出すことで、冷静に試験を受けることができましたね。

松木 雄一

松木 雄一 取材の匠メンバー、中小企業診断士

福岡県生まれ。青山学院大学経営学部経営学科卒業。中小企業支援機関(商工会議所)にて約18年間に亘り、小規模事業者を主な対象として、事業計画作成、資金繰り、各種支援施策活用等の幅広い相談対応に従事。2021年に中小企業診断士の資格取得を機に独立。公的機関のコーディネーターや専門相談員をはじめとして活動中。趣味は、トレンドスポット巡り、サイクリング、カメラ。

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