【速水健さんインタビュー】
親孝行が高じて資格取得へ。合格後も自己研鑽を続ける原動力に迫る

<strong>【速水健さんインタビュー】<br>親孝行が高じて資格取得へ。合格後も自己研鑽を続ける原動力に迫る</strong>

【第2回 「疑う」ことの大切さ】
過去の記事:第1回

【速水健さんインタビュー】

国内メーカー勤務の企業内診断士として活躍されている速水健さんのインタビュー記事です。第2回では、平日はメーカーでの業務に従事する環境の中で、2年で試験を突破されたその勉強方法についてうかがいました。

1次試験は学生時代の専攻が活きた

――試験開始から合格までの道のりを教えてください。

2018年の10月頃から勉強を始めて、翌年の2019年の1次試験は一度で通過しました。その年の2次試験は不合格となってしまい、2020年に2次試験に合格しました。1次試験1回、2次試験2回、約2年で合格に至りました。

――1次試験はどのように対策されていましたか。

1次試験は独学でした。ネットで調べ、評判のよいテキストを使用していました。その他、YouTubeにアップロードされている対策動画を見るなどしていろいろ試していました。これといったテキストはありませんでしたね。科目によってバラバラです。  

――科目ごとに対策方法が違ったのですね。

科目ごとの得意・不得意がありました。特に経営法務が苦手でした。私は理系出身なのですが、暗記がすごく苦手です。法律分野は難しい言い回しが多く、単語の暗記がうまくできず苦戦しました。その他にも暗記科目に分類される、「経営情報システム」や「中小企業経営・中小企業政策」は試験2か月前から詰め込むイメージで取り組みました。

一方、経済学は得意でした。数式やグラフをすんなり理解することができましたので、おおよそ対応することができました。理系科目に強いバックグラウンドがあったのは大きなアドバンテージでしたね。

テキストの信頼性を考える

――2次試験はどのように対策されましたか。

1年目はほぼ独学で対策しました。対策し始めたころは、ある通信講座を受講していたのですが、自分に合わず2週間で利用するのを止めました。

――2週間で利用ストップとは早いですね。

彼らのオリジナル問題がそこそこの量届くのですが、その解答がどれもが同じような文章の抜出しのような印象を受けたのです。中小企業診断士の試験というよりも国語の試験のように感じてしまい、早めに方針転換しました。 

1年目は不合格でしたが、2年目で別の講座を活用して合格しましたので、結果的に方針転換は正解だったと考えています。

――2年目に合格されていますが、講座以外に1年目から変えたことはありますか。

1次試験のテキストをあえてもう一度振り返るようにしました。1次試験は選択肢が与えられているので、知識があやふやな状態でも解けてしまいましたが、2次試験で安定的に点数を獲得するにはそれでは難しいことに気づき、細かい知識の定着を図りました。

また、「問題を表面で捉えない」ことを意識しました。何が問われているのか、その問題が何を意味しているのか、与件をよく見直し、いわゆる「本質をつく」解答をすることを意識していました。

使命感が原動力になった

――働きながら資格勉強をするのは大変ではなかったですか。ゆっくり休みたいという気持ちもあったと思います。

試験に合格した後の目標が明確でしたので、勉強すること自体は苦になりませんでした。先述した通り、実家の経営状況が芳しくなく事業を畳む直前の状況でした。一刻も早く試験に合格して経営状況を見に行きたいという想いが強く、使命感に突き動かされていた状態でした。

小林 忠利

小林 忠利 取材の匠メンバー、中小企業診断士

2020年中小企業診断士試験合格。化学系素材メーカー勤務。入社後6年間、法人営業部門でハウスメーカーやキッチンメーカー、スマートフォンメーカーに対する深耕営業を経験する。趣味は筋トレとガジェット収集。時流に合わせた仕事をすべく、診断士活動の可能性を模索中。

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