【過去問解説(情報)】H26 第11問 ネットワーク

NO IMAGE

今回は経営情報システムのH26年第11問について解説します。

 

H26 情報 第11問

情報ネットワークの構築において、通信技術や通信プロトコルは重要な役割を演じる。それらに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア CSMA/CD方式で通信を行う場合、複数の発信元が同時に情報を送信してパケット衝突が発生すると、それ以降、それらの発信元は情報を発信できなくなる。
イ TCP/IPは、MACアドレスと呼ばれる情報機器固有の番号を用いて通信する方式である。
ウ 電話回線によるシリアル通信で使われていたプロトコルを発展させたものが、インターネットのプロトコルである。
エ トークンリングは、トークンと呼ばれる信号を高速で周回させ、それを利用して通信を行う方式である。

 

通信技術や通信プロトコルに関する問題です。

選択肢アのCSMA/CD方式は、データの衝突を検知して、衝突が検知されたらもう一度データを送信する方式です。
そのため、「パケット衝突が発生すると、それ以降、それらの発信元は情報を発信できなくなる」ということはありません。
きゃっしいの絶対合格チャンネル」でも解説しましたが、似たような用語にCSMA/CA方式があり、こちらは衝突を「回避する」方式です。
CSMA/CD方式とCSMA/CA方式は違いを対比させながら、セットで覚えておくようにしましょう。

中小企業診断士暗記のコツ


選択肢イ
のTCP/IPは、インターネットでデータを送る際の手順を示したものです。
インターネットでデータを送るときは、TCP/IPの各層を通過する度にデータにヘッダと呼ばれるデータの送信に必要な情報を付与していきます。
アプリケーション層ではデータにAPヘッダが、トランスポート層ではTCPヘッダが、インターネット層ではIPヘッダが、ネットワークインターフェース層でイーサネットヘッダが取り付けられ、MACフレームという形の情報になります。
MACフレームとなった情報は電気信号としてケーブルを通り、受信者に届けられ、今度は反対にネットワークインターフェース層から順番にヘッダを取り外しながらアプリケーション層まで送られ、受信者が見ることのできるデータとなります。
そのため、MACアドレスを使って通信する方式ではありません。

選択肢ウは、そんなことはなく、インターネットの通信プロトコルと、電話回線による通信のプロトコルは異なります。

選択肢エは、その通りで特に問題はありません。

以上から、正解は選択肢エとなります。

◆ブログ村参加しています◆
気に入っていただけたら、クリックお願いします!
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ

2020年度版まとめシート(前編、後編)
Amazon&書店にて好評発売中!

前編

後編

投稿 【過去問解説(情報)】H26 第11問 ネットワーク一発合格まとめシート(Matome-sheet) に最初に表示されました。