中小企業診断士とポートフォリオワーカー   ~ 働き方改革の先にあるもの

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「イトマン」こと伊藤一彦と申します。「売れプロ」ブログリレーは6回目になります。

 

昨年の8月頃はリモートワークをしながら、「中小企業診断士にとってパラレルワークは相性が抜群だな」どと、本業と副業としての診断士業務に取組むパラレルワーカーとしてのあり方を模索していました。

 

その頃の私は、企業内診断士を前提としつつ、講演・コンサル・執筆を3本柱とした業務の経験を積みながら、これらをフロントエンドとして顧問先を獲得していくことを一つのゴールと考えていました。

 

あれから、半年。コロナ禍の後押しもあり、私の身の回りでは、リモートワークは勤務先のみならず、副業コンサルの現場でも一般的になりました。知人の中にはワーケーションを始める方も現れるなど、急速な変化の波がやってきたことを実感するようになりました。

 

そんな中、ウェブサイトやオンラインセミナーで頻繁に耳にするようになったのが『ポートフォリオワーカー』という言葉です。

私は金融業界に長くいるため、ポートフォリオというと「リスク分散しつつ高いパフォーマンスを上げるための運用商品の組み合わせ」というような意味で使ってきましたが、M&Aの世界では「事業ポートフォリオ」というように複数の事業を行う会社の最適な経営資源配分を検討する際に使われることが多いようです。

それが転じて、複数の事業を上手に組み合わせて事業を行う個人事業者のことを「ポートフォリオワーカー」と呼ぶようになったという話を聞きました。

 

単純に、本業と副業をやっているのは「パラレルワーカー」ですが、ここにちょっと戦略的要素を加えて、自分自身の事業を組合わせて構築していくのが「ポートフォリオワーカー」です。

 

もともと診断士は企業内か独立かを問わず、専門家派遣や窓口相談などの公的業務の受託、民間のコンサルティング、そしてセミナー講師など複数の業務をしていることが多いのですが、何が最適で理想のポートフォリオなのかは診断士によってさまざまでしょう。

近年はスモールM&A支援の拡大におされて、診断士自身が買収した企業の経営に乗り出す事例もでてきています。

 

どうしても自然体でいると診断士業務は労働集約的になりやすい傾向があると思います。でも、診断士は企業の強みを活かして機会を捉える戦略立案をすることには秀でています。

 

私も含めて、駆け出し診断士にとってこそ、どんな「ポートフォリオワーカー」になるか戦略立案を早期に行うことこそが大切な気がしてなりません。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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売れプロ第9期生

伊藤 一彦