65歳からの中小企業診断士 -5 ~緊張の100日~

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65歳からの中小企業診断士 -5 ~緊張の100日

 

みなさま、売れプロ9期生の林順一です。

前回~えーっ、聞いてないよ~では、60歳で中小企業への就職が決まったものの、入社直前に、自分のポジションは社員からあまり歓迎されていないらしいということが判明、というお話をしました。今回は、初出社からどうなったか・・・、~緊張の100日~をお送りします。

 

入社初日は行動方針の唱和から始まる月曜全体朝礼です。各部署からの連絡事項に続き、約40人の社員の前で紹介されました(帰れコールはなかったです。ほっ)。朝礼の最後に、神棚に向かって安全祈願(建設会社ですから。二礼二拍手一礼が基本です。覚えておきましょう!)のあと、全員で社内清掃。その日は、取締役管理部長にオリエンテーションをしていただきました。

 

ところで、入社前に私が通ったセカンド・キャリア塾で、もし中小企業に転職したら気を付けること3か条を教えてもらいました。

①    貸借対照表にランボルギーニを見つけても指摘するな(指摘してクビになった人がいるらしい)

②    コピーは自分でとれ

③    まず衛星になれ(オーナーは太陽である。近づきすぎると火傷する、最悪焼き殺される(fired=クビ)。最初はオーナーの周りを廻る信頼厚い惑星(幹部)の衛星になって状況把握せよ)

 

私がラッキーだったのは、入社前手続きなどで、いろいろとお世話下さった管理部長が優しい上に、私と同学年で何かと話やすい方だったことです。今、考えると、私はこの方の衛星になって、帰りに一杯やりながら、いろいろと社内のことを教えてもらっていたんですね。

 

話を戻します。まず3ヵ月の試用期間を乗り切らなければいけません。社内では笑顔! 朝は進んで大きな声で挨拶! 社員の方から嫌われてはなりません。同時に、オーナーの期待に応え、仕事で成果を出さねば、ということで、「100日プラン」を立てました。社内の書類もあたり、業務フローをチェック、現場にも足を運び、全部署のキーマンと面談し、問題点・課題を抽出、ソリューション提示というプランです。100日の間に中間報告は入れますが、それでも毎日何をやっているのか知ってもらわねばならないので、1週間の活動内容と「今週の気づきと提案」を書いた週間レポートを作成、会長と社長に提出することにしました。3回に1回くらいしか反応はありませんでしたが、やってよかったと思います。

 

「100日プラン」自体はいささか包括的、抽象的になり、オーナーの反応も「はいはい、いただいておきます」とイマイチでした。一方、週間レポートは、たとえば「全部門新年度目標発表会」のときの気づきとして、発表者のパワポの字が小さい、声が小さい、練習していない、時間配分が悪い、スピーカーシステムを入れろ、なぜタイムキーパーがいない等々、細かいけれど、具体的な「気づき・提案」の方が、ウケたようです。(全ての中小企業に当てはまるわけではありませんが、「一般論、抽象論、机上の空論は嫌われる」、「この会社でやれる提案をしてほしい」、という気持ちはどの中小企業のオーナーも一緒じゃないでしょうか。)で、何とか、3ヵ月の試用期間をクリア、もう6年目に入っています。

 

貸借対照表にランボルギーニもなく、社員の方々も裏表のない、よい方ばかりで、今、考えると、本当に社員が「このポジションは要らない」と言ったんでしょうか?オーナーが私を働かせるために放ったブラフだったのでしょうか? それなら、さすが、オーナー!一枚上手ですね。

 

次回は、~薄れる記憶力、診断士一次試験~をお送りします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。