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皆さん、こんにちは。売れプロ10期生の中小企業診断士・坂本俊孝(サカモト トシユキ)です。今回はリスク管理についてお届けさせて頂きます。
私は長らくリスク管理の仕事に携わってきた関係から、リスクとリターンの関係性には非常に神経質であります。世の中に「絶対」とか「必ず正しい(或いは必ず間違っている)」などは殆どあり得ないと思っているのですが、「長期の時間軸で見ればリスクとリターンは正の相関関係にある」という考えは、おそらく世の中で見られる数少ない真理の一つではないかと思っています。つまり、リターンを得るにはリスクを取る必要があり、逆にリスクを取らないのであれば、おのずとリターンも得られない、といった関係性です。
株式投資においてもこの関係性は当然に当てはまります。銘柄を沢山保有するほどリスクは分散されますが(即ちリスクは小さくなりますが)、リターンも縮小します。逆に、銘柄を集中するほどリスクは大きくなりますが、当たった時のリターンも大きくなります(その分、外れた時のダメージも大きいのでリスク大)。
リスク分散の極致がETFなどに代表される株式市場全体(あるいは株式市場の特定部分)への投資と言えます。
また、例えばGAFAのような大企業の方が、IPOなどの新規上場から間もない小型株よりもリスクとリターンは小さい傾向にあります。大企業は業歴が十分にあり世間的な認知も高いことから、大崩れする可能性は小さいのですが、既に成熟期に入っている(または成熟期に近い)ため、将来の伸びしろは小型株ほどは期待できません。よって、大型銘柄はLow Risk Low Returnの傾向が強いです。
他方、小型株の場合は業歴が浅く社会的な信用も未だ不十分であるため、ちょっとしたきっかけで潮が引くように一気に投資家が離れていくこともある一方(つまり株価が急落する)、ポジティブサプライズが出ると将来の成長性が期待され一気に株価が急騰することもあります。つまり小型銘柄はHigh Risk High Returnと言えます。
ところで、世界最強・史上最高の投資家ウォーレンバフェットは、銘柄分散には否定的な立場を取っており、良い銘柄に集中投資すべきとのスタンスですが、その前提として常人離れした目利き力がなければ却ってポートフォリオを毀損してしまいます(実際に、妻への遺言として、自分が死んだら米国を代表する株価指数に連動するETF(S&P500など)に投資する様に伝えているそうです)。
私は今のところ投資を本業にしていないので、限られた時間の中でそこそこのパフォーマンスを目指しており、中程度の分散を心掛けています。また、時価総額が大きい企業には厚めの資金を投下し、小型株に対してはSmall Amountで様子を見ながら徐々に資金投下を重ねていくなど、資金の張り方に対してもリスクを注意深く判断しています。
